イングランド東部ノーフォーク州。上流階級の友人マーカスの広大な屋敷でひと夏を過ごすことになったレオ(ドミニク・ガード)。もうすぐ13才になる彼は屋敷に住む年上の美しいひとり娘マリアン(ジュリー・クリスティー)に淡い恋心を抱く。
ある日友だちと川へ水浴びに行ったとき、小作人のテッド(アラン・ベイツ)の姿を見た。だが、彼は屋敷の人間に気づくと慌てて姿を消した。帰り道、レオはマリアンにテッドのことを尋ねると「前に会ったかもしれない」と返答した。ある日戦争で頬に深い傷を負ったトリミンガム子爵(エドワード・フォックス)が屋敷を訪れた。
実はマリアンはこのトリミンガムと婚約を交わしていたが、まだレオはそのことを知らなかった。マーカスがはしかにかかり、遊べなくなったレオは一人で広大な敷地で遊んでいるうちに足を怪我する。だがレオを見つけたテッドが手当をしてくれた。そしてこれをきっかけにレオはマリアン宛の手紙を託される。こうしてテッドとマリアンの秘密の手紙の配達役となったが、ある日その手紙を盗み読みする。
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