64 ロクヨン 後編
諸事情によりストーリーを記載しておりません。
前編と合わせてどうしていつも評価が低いのかと思ってしまうくらいには良作だと考えている。 そもそも監督の瀬々敬久氏を個人的にリスペクトしているという点でひいき目が入っているのかもしれないが、それを抜きにしても映画としてもっと評価してほしい一作だ。 人間の善と悪などは紙一重であり、いつそちら側、あちら側に落ちてしまうかなどわからない。その危うさというものを瀬々監督自身いつかのインタビューでおっしゃっていたが、映画の中でもストレートに理解することができる。 さらにその心の揺れを繊細かつ大胆に洗練された俳優たちが体現するのだ。観ていて興奮しかしない。 主演の佐藤浩市はもちろんそのうちの一人であるが、特に娘を失った父親を演じた永瀬正敏が涙を流すシーンなどは一瞬が永遠に感じられるほど、画面から伝わる彼らの熱量が尋常ではなかった。また娘を失いかけ、自身は過去にある闇を持つ緒方直人の演技も素晴らしい。 前編・後編と合わせて4時間越えになる作品だが、一気に観ることがまったく苦ではなかった。休みの日など、時間があるときにぜひ一気見してほしい作品である。
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