ドクター・ストレンジの豆知識・失敗談

• 

  ドクター・ストレンジ

  2017年1月27日 上映 / アメリカ / 115分

  3.9/5.0

  4件

  ドクター・ストレンジ（ベネディクト・カンバーバッチ）は、天賦の才能を持つ脳外科医として名をはせていたが、ごう慢さが玉にきずだった。彼は地位も名誉もリッチな生活も手に入れていたが、交通事故によって全てをなくしてしまう。神の手と崇拝された両手の機能を取り戻すため、高額な治療を繰り返すが……。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  撮影中、ベネディクト・カンバーバッチは衣装を着たまま本屋に足を運び、ドクター・ストレンジのマンガ本を購入しました。
• 豆知識・トリビア
  ベネディクト・カンバーバッチは主役のスティーブン・ストレンジ役として最初に抜擢され出演依頼を受けましたが、最初はウィリアム・シェイクスピアのハムレットを演じる公演予定がこの映画の撮影予定日と衝突したため、辞退しなければなりませんでした。そして2016年7月から2016年11月へ公開日を延期されたところで、彼が撮影に全力を傾けることができるようになったのです。主役の2番目の抜擢者はホアキン・フェニックスでしたが、契約した場合に必須だったマルチピクチャーディールを行うことに抵抗があったため、数ヶ月にわたる熟慮の末、最終的にオファーを断っています。
• 豆知識・トリビア
  これは、MCUソロ映画でのドクターストレンジの初登板ですが、このキャラクターは以前の映画でからかわれています。『マイティ・ソー』（2011）ではアガモットのオーブはオーディンの宝物庫の宝物で見ることができます。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』（2013）では、クロスロードはセルヴィヒの黒板に書かれたさまざまなフレーズの1つです。 クロスロードは、『Doctor Strange』コミックで重要な役割を果たしている別の次元の現実です。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』（2014）では、ジャスパー・シトウェルは、ヒドラが監視下に置いているハイリスクターゲットの1つとしてスティーブン・ストレンジに言及しています。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  映画の中で少なくとも2回ストレンジは、パングボーンの頸椎の7番目と8番目の骨の間でおきた脊髄の怪我について言及しています。しかし、人間には頸椎は7本しかありません。実際にはこの怪我の箇所は頸椎の7番目の骨と第一胸椎の間です。決して奇妙なことはありません。映像記憶能力をもつ天才的外科医でも間違えることはあるのです。
• 失敗談・うっかりミス
  (劇中約6分)脳に銃弾があったらMRI検査しないでしょう。MRIスキャンを実施した結果、患者は磁石とその強度のために死亡します。CTスキャンで十分です。実際には、CT検査では脳幹は見えません(弾丸があるところ)。だから、患者の命を救う唯一の希望(時間を大切にしなくてはなりません)はMRI-弾丸が磁気でない(例えばチタン)で無いことを確認する。最近生産されている最新の弾丸のほとんどは、銅ジャッキ鉛または単に鉛です。鉄心銅ジャケット付き弾丸の着用は可能ですが、まれです。銅も鉛も非磁性なのでMRIの問題にはなりません。
• 失敗談・うっかりミス
  (劇中役4分)お決まりの掃除のルーティーンでストレンジは自分のマスクをつけます。外科医は、そのような重大な手術の前にこのような事は決してしません。実際は、外科医はマスクをしてからスクラブし、手術室チームのガウンを着て手袋をはめます。加えて、彼が患者の脳から弾丸を除去している間、彼とクリスティーン・パーマー医師は、たまにマスクをするという状況です。
• 失敗談・うっかりミス
  16分のあたりでストレンジが彼を否定する専門家とオンラインで話す場面で、彼はノートパソコンを床に投げてしまいます。クリスティーンが来た時彼はそれを拾っていますが、元の場所には戻っていません。このシーンの後半で、彼がクリスティーンと喧嘩する場面でノートPCはテーブルの上に戻り、何もなかったかのように開いています。
• 失敗談・うっかりミス
  (50分頃) ドクター・ストレンジが食べかけのリンゴに時間操作をしている時、机の上に置かれたリンゴは誰も食べていないので、実際は古くなってカビてしまうはずですが、さらに食べられているように見える瞬間があります。しかし、これはおそらく、リンゴが食べられている／食べられていた／食べられようとしている可能性のある未来を表しているのでしょう。