何度見ても飽きない、色あせない名作
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月24日 23時36分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
第2次世界大戦の暗い影が忍び寄るオーストリアが舞台のミュージカルです。
修道院から厳格なトラップ家に、家庭教師としてやってきたマリア(ジュリー・アンドリュース)が家族に新しい風を吹き込むのですが、とにかく最初に歌われるテーマ曲「サウンド・オブ・ミュージック」からして魅力的。作中の全楽曲が素晴らしく、思わず一緒に歌いたくなるほどです。
かなり話は膨らませてあるのでしょうが、これが実話ベースというのは「事実は小説より奇なり」ということでしょうか。
また最初は可憐な乙女だったマリアが結婚し、母としての貫禄も醸し出すようになるところには目を見張ります。
カーテンで洋服を作るシーンは「風と共に去りぬ」でもありましたので、布地がないと立派な生地で作られたカーテンを拝借するのは、よくあることだったのかなとも感じました。
真面目な修道院のシスターが、トラップ家を守りたい一心であることをやるのですが、そのシーンがユーモラスかつキュートで印象に残っています。
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- ・楽しい
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