クリストファー・プラマーはこの映画での仕事を激しく嫌っていた。彼はこの映画のことを「The Sound of Mucus(粘液のサウンド)」とか「S&M」と呼んだり、ジュリー・アンドリュースとの仕事を「毎日大きなバレンタインデー・カードで頭を叩かれる」と例えたりしていた。それにもかかわらず、彼とアンドリュースは亡くなるまで親しい友人であり続けた。アンドリュースは、プラマーの皮肉な性格が彼の演技と、本作を感傷的になりすぎないようにするのに役立ったであろうと主張した。
豆知識・トリビア
『自信を持って(I Have Confidence)』でマリアがフォン・トラップ家に向かう中庭を走っているとき、彼女はつまずく。これは偶然の出来事だった。しかし、製作・監督のロバート・ワイズはこれをとても気に入り、映画にそのまま残した。彼は、これが曲とキャラクターに緊張感を付け加えたと感じたのだ。