幽霊的なホラーではなく、人間的なホラー作品
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月18日 15時45分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
祖父母の家に訪れた姉弟、田舎での楽しい一週間を過ごす予定だった――が、夜9時以降は地下室に入ったらダメだという奇妙な約束ごとを言われて、徐々に異変に気付いていくーーって話です。
優しそうな祖父母が実は、全然違うただの変人ってオチです。幽霊的なホラーというより、人間のホラーを感じました。狂気的な空気感、徐々に異変に気付いていく雰囲気が見ていてぞくぞくして楽しめました。後々見たの後悔しそうなタイプの映画だと感じました(笑)
なにげに、冒頭の家の下でのおばさんとの追いかけっこが一番怖かったです。全然、怖いシーンじゃないはずなのにBGMとカメラのアングルが怖~い雰囲気を醸し出していました。
家の中での出来事がメインなのに、飽きずに見れるようにカメラカットなどを工夫していてよかったです。
全体的に、弟が撮影したビデオカメラの主観映像がメインになっていて、あの手振れとかが一昔前のホラー映像を想起させて、より怖さを引きたててました。まぁ最後はハッピーエンドで終わって心もスッキリです。