火星の過酷さがそれなりに伝わってきました
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月31日 21時46分
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総合評価:
3.0
火星探査が始まっていて、結構早い段階で主人公のマークがアクシデントに見舞われ一人取り残されて行くので、そこでのサバイバルの様子がたっぷりと堪能できたのが良かったです。
そこで気力を無くして諦めて行くのか、どうすれば生き残れるかを思考していくのか、地球で暮らしていても同じで、自分の人生は自分次第という哲学的な要素も感じつつ、興味深く観ていけたのも良かったです。
化学など苦手なので、水を作り出す所など、マークが各所で独り言のように作業をどう進めて行っているのかしゃべってくれていますが、内容はちんぷんかんぷんで、宇宙に行く人達は色々な事ができる事が条件なんだろうなぁと尊敬の念を持ちながら観ていました。
一番印象的だったのは、NASA側で火星の写真の時間経過した物を見比べて、マークが生きて活動している事を知るシーンでした。それに対して、嫌な感じだったのはNASAの高官の1人よりも大勢を取る所が冷たさを感じてしまいました。そんな中でもみんなが知恵を出しあって、マークの救出へと向かって行く所がとても良かったです。