日常の中には、目を凝らさないと決して見ることができないものがある。でも、多くの人はそれに気づかない。それは仄めく泡のように儚く、すぐに消えてしまう。\n主人公の一蝉(にのまえぜん)は退屈な毎日に飽き飽きしていた。そんな夏のある日、バス停で少女に出会った。モノクロの世界が鮮やかに色づいたようであった。彼女の見る世界に蝉は憧れた。見慣れた日常の中にも新しい景色があるということを知った。それと同時に日々の瞬間というのは儚く刹那的であることも悟った。それはまるで虹色に輝くシャボン玉が弾けるようであった。\nこもろ映画祭2019 入選作品
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