情婦
1952年のイギリス、ロンドン。法曹界の重鎮としてその名を知られる老弁護士ウィルフリッド卿は、生死を彷徨う重病の床から、口うるさい付き添い看護婦ミス・プリムソル随行で退院を果たした。ウィルフリッドは事務所に落ち着く間もなく、事務弁護士メイヒューに連れられた未亡人殺しの容疑者レナード・ヴォールの弁護依頼を受ける。アリバイの証明者は夫人しかおらず、状況は極めて不利。まもなく彼らの元を警察が訪れ、レナードは殺人容疑で逮捕されてしまう。
アガサ・クリスティーの類まれなる才能が充分に発揮された、サスペンス&法廷映画の傑作。原作や映画『検察側の証人』も観ましたが、この作品が一番バランスが取れていて面白いと思いました。 基本はシリアス路線ですが、登場人物の弁護士と看護師との掛け合いなど思わず笑ってしまうコミカルなシーンも所々に散りばめられ、全く飽きさせることがありません。そして、2度も3度も裏切られるラスト部分!こんな話を半世紀以上前に考えつくなんてアガサ・クリスティーは本当に天才だと思います。 主演はマレーネ・ディートリッヒ、監督はビリー・ワイルダーと豪華版。特にディートリッヒの冷たく整った顔立ちがこの映画に貢献している部分がかなり大きいのでは?と思います。 白黒映画であり、『情婦』というタイトルとパッケージ画像から、子供には不向きな映画のようにも見えますが、小学校高学年~中学生以上の子供なら充分に楽しめる内容だと思います。私の小学6年の息子は、歴代見た100本以上の映画の中でも10位以内に入る勢いの面白さだと言っていました。
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