だれかと作る音楽
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月6日 09時46分
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総合評価:
5.0
ジョン・カーニー監督の「はじまりのうた」が大好きで、映画館に足を運びました。辛くて悲しくて泣けるのではなくて、温かい気持ちで口元が緩みながら、でも気付いたら涙が出ているような素敵な映画でした。
ありきたりな青春バンド映画の演出であれば、仲間を増やすのに紆余曲折あって…というところに時間をかけてハラハラさせるでしょうが、この映画は違う!そんなところを観てほしいんじゃない、それが分かった時には、もう引き込まれていました。バンド仲間はテンポよく集まって、そこに勢いとリズムがあって、最高にワクワクして笑いながら観ました。
バンドに限らず音楽をやっていた人なら、懐かしく思ってまた楽器を手にとりたくなるのではないでしょうか。だれかと作る音楽っていいなと思える作品です。側に打ち込める音楽があれば、なんだって大丈夫なんじゃないかと思える作品です。自分には何もないんじゃないかと落ち込んだ時、前に進みたい時、また観ようと思います。できることならもう一度映画館で観たい!
イメージワード
- ・楽しい
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