007を超えた?!男が求めるスパイ映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月29日 13時22分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
まず本作は、世の男たちのために作られた映画といっても過言ではないでしょう。アクションシーンやセリフ、細かい小道具全てが男心をくすぐるロマンに溢れています。ストーリーのリアリティは全くないし無茶苦茶なシーンばかりなのですが、どのシーンを切り抜いてもカッコよく、映える演出が施されています。
特に印象的だったのは、コリン・ファース演じるハリーが教会で暴れまくるシーンです。次々襲ってくる人々をなぎ倒していく様は爽快感MAXで、それもワンカット風に撮影されており迫力のある映像体験でした。
音楽の使い方も巧妙で、終盤に頭に埋め込まれたチップが爆発するシーンで、軽快なクラシックに合わせて次々と頭が吹き飛んでいく様は不謹慎ながら笑いが止まりませんでした。
2作目もありますが、個人的には圧倒的に本作の方が好みです。最新作も既に完成していますが、何度も公開延期になっておりファンとしてはお預けをくらっていますが非常に楽しみです。
イメージワード
- ・楽しい
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