痛快なお話でした
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年6月27日 19時58分
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総合評価:
5.0
この映画は、偏差値40の女子高生がたった1年で偏差値を上げて見事慶應大学に合格する、嘘のような真実に基づくストーリーです。
主人公のさやかは、幼い頃から友達に馴染めず、いじめられっ子の女の子でした。しかし、彼女は中学受験しエスカレーター式の学校に通います。そこでは、彼女は全く勉強もせず、偏差値40の底辺の成績の女の子でした。しかし、ある時、たばこ所持の疑惑で、学校の定額になります。
そんな時、学習塾に通い始めるのです。その学習塾は元落ちこぼれの坪田先生が講師を務めている塾で、落ちこぼれとレッテルを貼られた生徒たちを集めては熱心に指導していました。
そんな先生と出会ったさやかは、先生にのせられて、志望校を慶應義塾大学に絞ります。その時に、さやかが、志望校記入欄に「ケーオー」とカタカナで書くところは少し笑えます。
結果的に、さやかは慶應技術大学に合格できるのですが、この映画では、とにかくさやかを信じ切る母親の愛情と、弟に野球を教えることしか興味がなかった父親がさやかのことを認め始めるプロセスが見ていて感動しました。
そして、坪田先生の人柄の良さにも感動しました。特に、さやかの担任の先生があやかもことを「クズ」と言ったのに対し、坪田先生が「さやかちゃんは、クズじゃない」と言い切ったシーンはとても感動しました。
この映画を見終わると、人間の可能性が無限大であることを感じさせてくれました。
イメージワード
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