ラブロマンスだけでは終わらない
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年9月4日 10時19分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
※ネタバレ注意※
『大まかな内容』
長年勤めていたカフェの店長からクビを告げられた女性ルー。そこで新たな職場として選んだのが、ウィルの世話役だった。一方バイクとの接触事故で半身不随になったウィルは、生きる気力をなくし、どうでもいい日々を送っていた。
そんな中ある日世話係にやってきたルーの明るさと素直さに、生きる価値見出せずにいたウィルはそんな彼女に惹かれ、心を開いていく。
しかし、彼は彼女や家族に対し何もできない自分自身から死を選ぶ。
彼の決心を知ったルー。せめて、彼の残りの人生に悔いがないようにと、尽くす。
心惹かれた2人と、家族の愛を描いた物語。
『率直な感想』
とにかく中盤から号泣でした。
ウィルの決心に対して、残り少ない時間を充実させようと必死なルーにとても感動。
一方で、ウィルのこれからの自分自身の価値やありかたに対し、死を選ぶ。
両者ともに惹かれながら、理想と現実の厳しさをものがたり、『尊厳死』や『誰かを愛する』
ことをとても深く考えさせられました。
『見所』
・ルーの明るさと素直さに、心開いていくウィル。
・愛のありかたと尊敬死のありかたについて考えさせられる
・ウィルの心開いていく中で、ルーのためにとあげた蜂柄のストッキング
そのチョイスがとても良かった。
・ウィルの両親について、やはり子供をいさきに見届けるものは辛いと思うが、息子の幸せのためにと決断していく。
・ルーの素直さ
・途中でエドシーランの歌が挿入歌として流れ、物語ととてもマッチしていて良かった
・彼が彼女に残した贈り物→それは、僕が亡くなっても前むにき生きていて欲しい
『不満な点』
・長年付き合ってきた彼氏は自己中でしかない
以上
イメージワード
- ・楽しい
- ・悲しい
- ・泣ける
- ・切ない
- ・ロマンチック