テーマの伏線をしっかり回収してくれる映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年5月31日 11時33分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
日本にはあまり無いようなストーリーだったため、見ているうちにどんどん惹き込まれていきました。
ルイーザは、事故で四肢麻痺になり車椅子の上で生活しているウィルと出会います。最初は全く心を開いてくれないウィルが、ルイーザの諦めない姿を見て少しずつ心を開いていき2人は恋に落ちます。
お互いがどんどん惹かれあっていく場面がとても印象的で、見ていて本当に美しく幸せな気持ちになりました。
でも、ウィルにはずっと心に決めていた安楽死の期限が迫ってきていました。
本当に愛しているからこそ、ルイーザはウィルに生きていて欲しかったという気持ちが痛いほど共感できました。
安楽死をテーマとした映画を見たのは初めてだった上に、ラストシーンが衝撃的で受け入れられない自分も少しいましたが、それ以上にたくさんのことを考えさせられました。もし自分がウィルの立場だったら?もし自分がルイーザの立場だったら?彼の親の立場、彼女の親の立場だったら?など、自分に置き換えて考えさせられるタイミングが溢れていました。
儚くて切ないけれど、本当の愛とは何かを実感することが出来る大好きな映画です。
イメージワード
- ・悲しい
- ・泣ける
- ・切ない
- ・セクシー
- ・ロマンチック