スパイ映画としてはやや変化球気味だけど内容は良作
2021年9月27日 15時53分
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総合評価:
4.0
基本的には勧善懲悪のスパイ映画ですが、アクションと同じくらいコメディに力が入っており、内容も少し変化球気味です。
まず目を引くのがジュード・ロウ、ジェイソン・ステイサムをはじめとしたという豪華な俳優陣ですが、主人公のスーザンはメリッサ・マッカーシーが演じておりコメディ女優らしくコミカルな場面が多いです。
スーザンの職業もCIAのエージェントではなく分析官で、志願してエージェントの任務に従事するものの、元は一介の内勤職員なのでスパイ映画によくあるスタイリッシュで人間離れしたアクションもありません。
しかし、スーザンが次々に訪れる危機を時には幸運で、時にはもっともらしい理由と口八丁で乗り切り、仲間の協力も受けながら核爆弾とマフィアを追う展開は笑えてドキドキもする見事なストーリーです。
また、ジェイソン・ステイサムはいつもの渋くちょい悪な見た目で、性格もぶっきらぼうでワイルドなのとは裏腹に、おかしな変装をしたり肝心なところでミスをしたりとドジを連発するのが見た目や俳優へのイメージとのギャップもあり面白いです。
スパイ映画としては少し変化球の入った作品ではありますが、肝心なところはきちんと押さえ、実力派の俳優陣の演技も活きている良作です。
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