アベンジャーズ／エンドゲームの豆知識・失敗談

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  アベンジャーズ／エンドゲーム

  2019年4月26日 上映 / アメリカ / 182分

  4.3/5.0

  10件

  アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)らアベンジャーズとサノス(ジョシュ・ブローリン)が戦った結果、全宇宙の生命は半数になってしまう。宇宙をさまよいながらスーツの開発を続けるアイアンマンをはじめ、生き残ったキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)やソー(クリス・ヘムズワース)らは再び集まり、サノスへの逆襲を始める。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  エヴァンジェリン・リリーとポール・ラッドはアントマン&ワスプ（2018年）とこの映画を同時に撮影していました。
• 豆知識・トリビア
  キャプテンマーベル（2019年）はこの映画の1か月前にリリースされたが、ブリー・ラーソンはこの映画用に彼女のシーンを最初に撮影した。アベンジャーズ本部基地のシーンは、キャロル・ダンバーズとしてのブリー・ラーソンの初日であった。キャプテン・マーベルの共同監督であるアンナ・ボーデンとライアン・フレックは、一貫した描写を確認するために彼女のシーンの撮影中にオンセットで立ち会った。 シネマ・ブレンドのインタビューで、彼らはその経験について語った。 フレックは「明確にするため、実のところ我々は同時に撮影していた。」と語った。「 ルッソ兄弟は脚本を私たちと共有し、私達も脚本を共有した。お互いに意見を述べたので、キャラクターに対する非常に流動的なアプローチとなった。」ボーデンは「彼らは先にブリーと一緒に撮影し、その後彼女は私達と一緒に撮影した。しかし、何と言ってもルッソ兄弟は何年もマーベルと仕事をしていて、その時点ですでに数本の私達のお気に入りのマーベル映画を作っており、この映画を世界へ紹介するのに本当に良い機会だった。そして私達はブリーと一緒にアトランタでの初日の撮影に取り掛かった。彼女がそのキャプテン・マーベルの衣装を着用したのを見たのは、その時が初めてだった。本当に興奮して、この新しい、本当に重要なキャラクターがその世界に登場することにエネルギーを感じた。彼女がどこに行くのか、そして私たちの映画を作る前に彼女がどれほど重要になるのかという感覚をつかむのは本当に、本当に驚くべきことだった。」と言い添えた。
• 豆知識・トリビア
  （約41分でのシーンで）かつてロバート・ダウニー・Jrは、アンソニー・ルッソとジョー・ルッソにどんな風に彼の子どもたちが「私はあなたのことを3000倍愛してる」と言ったかを話しました。監督陣がそのフレーズをとても気に入り、この映画に取り込むことにしました。
• 豆知識・トリビア
  インターネット上のバイラルキャンペーンの一部として映画について何もネタバレしないようお願いする手紙を、その前の映画でしたのと同様にルッソ兄弟はファンに書いた。ハッシュタグは#DontSpoilTheEndgame（エンドゲームのネタバレ禁止）と#ThanosDemandsYourSilence（サノスがあなたの沈黙を要求する）。
• 豆知識・トリビア
  アベンジャーズ　エンドゲームはチケット販売サイトのファンダンゴとアトムで先行販売の売り上げ史上最高となり、売り出しが発表されてから数分でサーバーダウンを引き起こしました。この功績はたったの6時間で達成されました。世界の映画館では週末の上映が売り切れになりリーガルシネマークとAMCシアターは深夜の上映時間を増やし追加公演を受け入れる事に決めたため、24時間体制となります。アベンジャーズエンドゲームの興行収入は史上最高の約２８億円となるでしょう。
• 豆知識・トリビア
  ロバート・ダウニー・ジュニア。彼はヒュー・ジャックマンのスーパーヒーローとしての最多出演記録である10回を上回りました。ジャックマンがこの記録を樹立したのは17年だが、彼はわずか11年でこの記録を樹立しました。
• 豆知識・トリビア
  マーヴェルスタジオの社長、ケビン・ファイグは、この映画を作るに当たって、スタートレック・ネクストジェネレーション（1987）の最終エピソードである「スタートレック：ネクストジェネレーション：永遠への旅」（1994）にインスピレーションを得たと認めました。
• 豆知識・トリビア
  ナタリー・ポートマンさんの映像は、映画『ソー：:暗黒の世界』 (2013年) の残りものの映像が使われ、遠くで話しているシーンでは音声録音を行いました。ポートマンは新しいシーンを撮影しませんでしたが、映画のプレミアには出席されました。
• 豆知識・トリビア
  アベンジャーズ　エンドゲームとその続編、アベンジャーズ　インフィニティ　ウォー（2018）は、完全にデジタルIMAXカメラで撮影されたのですが、この撮影がハリウッドで初めての画面の縦横比が１．９：１のカメラで全編撮影された映画となりました。不運にも、一般的な映画館やすべての家庭用ビデオデッキに向けての映画公開は、一般的なビデオの縦横比２．３９：１のものとなります。
• 豆知識・トリビア
  撮影は公式に2017年8月10日に始まりました。これは、2017年1月23日に撮影を開始したアベンジャーズ：インフィニティ・ウォー(2018)の撮影が終わった直後、3～5週間後の撮影となりました。
• 豆知識・トリビア
  この映画は木曜日の夜の試写会で6000万ドルを稼ぎ、『スター・ウォーズエピソード7/フォースの覚醒』 (2015年) が保持していた5700万ドルの記録を破りました。
• 豆知識・トリビア
  
  これは、マーベルシネマティックユニバースと22ストーリーラインインフィニティサーガの集大成としてマーベルスタジオがリリースする22枚目の映画です。
• 豆知識・トリビア
  2018年9月、ルッソブラザーズは映画のセットをソーシャルメディアで「よく見て……」とコメントを添えた撮影現場の白黒写真を投稿しました。これにより、多くの人がこの映画のタイトルが写真のどこかに隠されていると推測しました。（実際、映画のサブタイトル「Endgame」は、画像内のオブジェクトの形状とレイアウトで作られています。）
• 豆知識・トリビア
  マーベルエンターテインメントは、当初の予告編を
  「マーベルスタジオのアベンジャーズ-公式予告編」と名付けました。
  予告編の最後にあるタイトルの公開でファンを驚かせるために、ビデオの名前に映画のタイトルは付けていません。
  
  
  
  

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  ネタバレ：主要なシーンでは、新しいタイムラインが作成されないように、インフィニティ・ストーンを元に戻す必要があります。しかし、壊れた容器に保存されていたり、破壊された人工物の中にあったりするものを誰にも知られずに戻すことは不可能ではないにしても、困難でしょう。さらに、スティーブ・ロジャースがそれらを返す際、もとの人工物や容器を元に戻す方法ではなく、ストーンだけを持っていることがはっきりとわかります。どうやらスティーブは、ストーンが過去から持ち去られたその瞬間まで、戻さなければならないようです。古代人が説明したように、ストーンは時間の流れを作り出し、一つでも取り除くとその流れが分裂します。だからキャップはエーテルをジェーンに戻す必要はありませんでした。そのタイムラインにエーテル (リアリティストーン) が存在する限り、タイムラインが分裂しないのです。
• 失敗談・うっかりミス
  ネタバレ：（31分頃）『アントマン＆ワスプ』のアフタークレジットでは、スコットとホープが量子領域で時間差なく無線通信できることが明らかになっていますが、本作では量子領域での5時間は通常の時間での5年に相当するとされています。しかし、『アントマン＆ワスプ』の同じシーンによると、ジャネットがスコットに「時間の渦に吸い込まれないように」と警告しています。タイムスリップの後、スコットは量子領域はカオスで予測できないと述べ、タイムマシンを作るために「カオスをコントロールする」というアイデアを投じています。これは明らかに、5時間の量子時間と5年の現実時間が正比例していなかったことを示しています。
• 失敗談・うっかりミス
  （約２時間20分のシーンで）スコットは飛ぼうとしている車の中にいるのですが、カットが切れると、次の瞬間彼は、飛んでいるモンスターと戦っている背景に現れます。
• 失敗談・うっかりミス
  （1時間18分のシーンで）キャプテン・アメリカが2012年のアベンジャーズ後、ヒドラ・エージェントから仲間を取り戻すためエレベーターに入るとき、ジャスパー・シットウェルが2015年に発売されたサムソン・ギャラクシー・S6を使っているのが見られます。たとえシールドがその世界の残りの人たちより進んだガジェットを持っていたとしても、シットウェルがギャラクシー・S3より進んだ何かを使っていたということはありえません。
• 失敗談・うっかりミス
  2012年のニューヨークの戦い後、キャプテン・アメリカのユニフォームはとても汚れ、何か所か破れていますが（アベンジャーズの映画１作目に見られますように）、ここでは彼は戦い後も元のユニフォームを持っているように見られます。
• 失敗談・うっかりミス
  (45分頃) トニー・スタークが運転するのは、完全電気自動車のコンセプトカーであるアウディE-tron gtです。彼がアベンジャーズ本部に到着すると、大音量の内燃機関のレースカーサウンドが鳴り響きます。しかし、電気自動車は視覚障害者の歩行者にとって危険であり、多くの国では騒音を出すことが法律で義務付けられているため、トニー・スタークの技術力（そしてエゴ）を持った人が、強力なエンジンを模したノイズジェネレーターを追加したのかもしれません。
• 失敗談・うっかりミス
  クリント・バートン(ホークアイ)はソーの時、アヴェンジャーズ以降とは反対の左手で弓を握っています。彼が両利きなのは明らかです。
• 失敗談・うっかりミス
  映画の冒頭、クリントが娘に弓矢の撃ち方を教えていて、娘がブルズアイに命中させます。その後、クリントの家族はスナップの後に姿を消し、クリントが周りを見ると矢が消えていますが、次のショットでは矢が戻っています。
• 失敗談・うっかりミス
  ネタバレ：『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスが人口の50％を消滅させましたが、これを生き延びることができた人々がいました。しかし、5年以上たった後に事態が逆転し、一瞬にして人口が2倍になったときに生き残れるとは思えません。少数の難民が国境を越えて突然流入した場合、現代では壊滅的な状況になると考えられます。また5年の間に出生があったはずなので、人口は2倍以上になっています。彼らは5年前と同じ場所に住んでいますが、量子世界から抜け出したスコット・ラングは、空き家が立ち並ぶ場所を歩いています。食べ物に関しては、スナップが解除されたとき、スコットは鳥が突然現れるのを見て、スナップが動物にも及んで2倍になっていたこと(人間が得られる食料も増加します)を示唆しています。また人が減って休耕地になっていた農地に、畑を作ることができます。『インフィニティ・ウォー』でサノスは、ガモーラの星は人口の半分を消し去った後、食料や資源が余っていると指摘しています。これを地球に当てはめると、この5年間、世界は食料が余っていたことになります。最悪の場合、より多くの食料が生産されるまで、（世界大戦中に多くの国が行ったように）社会は配給カードを導入しなければならないでしょう。

ネタバレ有り

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  （2時間35分あたりの）トニー・スタークの葬式で、10代の少年がスカーレット・ウィッチとバッキーの後ろに立っているのが見えます。 彼は、アイアンマン3（2013）で、トニーがアイアンマンのスーツを修理した時に小屋を貸してくれた少年、ハーレー・キーナー（タイ・シンプキンス）です。
• 豆知識・トリビア
  （約2時間10分）ソーのハンマー「ムジョルニア」を振りかざすキャプテンアメリカはコミックで描かれたものだが、ハンマーに掛けられた魔法によってスティーブ・ロジャースは彼自身がハンマーを持つに値することを証明した。これはまたスティーブ・ロジャースがムジョルニアを振りかざそうとする2作目の映画も運命づけることとなる。1作目はアベンジャーズ：エイジ・オブ・ウルトロン（2015年）だったが、その映画で彼はテーブルの上のハンマーをわずかに動ごかすことができた。その微妙な動きにソーは気づいた。ロジャースは常にハンマーを持ち上げることができたが、友達であるソーの気持ちを傷つけないようにそうしなかったと、監督であるジョス・ウェドンはインタビューでほのめかした。
• 豆知識・トリビア
  （2時間40分あたりのところ）
  葬儀のシーンで、モーガンはチーズバーガーとハッピースマイルを注文ながら、彼女の父親がチーズバーガー好きであったと言っています。これは、『アイアンマン』（2008年）でトニー・スタークが洞窟から脱出後の記者会見到着時に「アメリカンチーズバーガー」を注文したことから来ています。
• 豆知識・トリビア
  最終決戦において、サノスはキャプテン・アメリカの盾を半分に割り、『アベンジャーズ:エイジオブウルトロン（2015）』での予言を果たしました。また、ハルクが負傷し戦えなくなったビジョンは、『アベンジャーズ:インフィニティウォー（2018）』に似ており、また、ブラックウィドウが
  『アベンジャーズ:エンドゲーム』で死ぬのと同じ構えなのです。そして、ソーの死に様は、最終決戦でサノスがストームブレーカーとともに彼に傷を負わせたのと同じ構えでした。
• 豆知識・トリビア
  アベンジャーズ(2012)の最後の戦いの舞台となる瓦礫に溢れたニューヨークのセット写真に加え、ロバート・ダウニー・ジュニア、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストンらがアヴェンジャーズ1作目の衣装とコスチュームを着ている写真が漏洩しました。これによって多くの人は、この映画ではフラッシュバックまたはタイムトラベルが需要なカギを握っていると信じました。これらのキャラクターの中にアントマンが見られたということは、アントマンがクォンタムレルムという量子領域によってタイムトラベルをするキャラクターなのではないかという憶測を生みました。この説はアントマン＆ワスプ(2018)の途中で挿入されたクレジットシーンが公開された後、ますますその通りであるように思われました。そのシーンではアントマンが時空の渦を避けるように警告を受けた後クォンタムレルムに閉じ込められてしまいます。サノスが破壊してしまったインフィニティストーンを過去に戻って取り返せるようにアベンジャーズが彼ら専用のクォンタムトンネルを作ったことで、この仮説は証明されました。
• 豆知識・トリビア
  キャプテン・アメリカ：シビル・ウォー(2016)、スパイダーマン：ホームカミング(2017)、アベンジャーズ：インフィニティ・ウォー(2018)に加えこの映画で、トム・ホランドは実写映画でスパイダーマンを最も多く演じたトビー・マグワイアの記録を破りました。
• 豆知識・トリビア
  本映画は、前作『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』（2018年）の暗い結末のところから始まります。その『インフィニティ・ウォー』は、サノスがデシメーション（インフィニティ・ストーンの力を使った大量殺戮）を発動して、そのまま話が終わっていたはずです。しかし、前作と本作の製作チームは、続編をつくるのが最もよいストーリー展開だと判断しました。結果、視聴者を納得させるストーリー展開と、また、そのストーリーの完結のために、本映画の公開は、前作から1年かかりました。