前評判はあまり良くなかった
2020年9月3日 21時12分
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総合評価:
5.0
この映画を見たいと思っていたが、周りの友人や家族からはあまり良い言葉は聞けず、見て大丈夫な映画なのだろうかと思っていた矢先にタイミングがあって見ることができた。
が、見た後放心してしまうほどの衝撃を受けた。今までに見たことがないくらい、人間の二面性だったり目を背けたくなるような姿をありのままに映し出している。自分はそんなところに深い魅力を感じた。
そして役者陣の演技が凄まじい。気づいたら2時間が経っていた、というくらいのめり込んで見てしまう。ヒロインの加奈子を演じている小松菜奈だが、演技初挑戦とは思えない凄みを感じた。脇を固めるキャスト陣も、ベテランから若手までやたらと豪華であるが、その豪華さに引けを取らない小松の絵面の強さもまた、魅力の一つかなと思う。
ただグロテスクなシーンや、胸糞の悪いシーンがまあそれなりにある。体感的には半分くらい。そういうシーンでは、流石の自分でも多少の疲労感は感じた。
おそらくこの映画は、ハマる人にはとことんハマるし、ハマらない人にはとことんハマらない映画だと思う。個人的にはとても好きな映画であるので、星5評価とさせていただくが、鑑賞する際はあくまで自己責任でお願いします。