フューリーの豆知識・失敗談

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  フューリー

  2014年11月28日 上映 / アメリカ / 135分

  3.5/5.0

  3件

  1945年4月、ナチスがはびこるドイツに総攻撃を仕掛ける連合軍に、ウォーダディーというニックネームのアメリカ人兵士（ブラッド・ピット）がいた。カリスマ性のあるベテラン兵士である彼は、自らフューリーと名付けたアメリカ製の中戦車シャーマンM4に3人の兵士と一緒に乗っていた。そんなある日、ウォーダディーの部隊に新兵ノーマン（ローガン・ラーマン）が加わることになり……。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  本物のタイガーⅠ型戦車が第二次世界大戦映画の製作に使用されたのは2度目である。世界で 唯一完全に機能するタイガーⅠ型戦車、英国のボビントン戦車博物館の「タイガー131」が使用されている。
• 豆知識・トリビア
  シャイア・ラブーフは自分の歯を抜き、撮影中にはシャワーを浴びなかったとのことだ。
• 豆知識・トリビア
  この映画の撮影中、カメラが稼働している間、ブラッド・ピットとシャイア・ラブーフはスコット・イーストウッドと危うく本当の喧嘩に至るところでした。イーストウッドは戦車の後ろに乗り、タバコの唾液をその上に吐きつけ続けていました。ピットとラブーフはこれを失礼だと感じ、イーストウッドと言い合いになったのです。事態は、ピットとラブーフが、イーストウッドのタバコの唾液を戦車にに吐きつけるキャラクターを求める台本シナリオを見つけるまで、加熱していました。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  アメリカもドイツも戦車の乗組員は運転しながら砲撃します。
  運転しながらの砲撃は必要な場合がありますが、
  双方とも静止した状態でのみ大砲を発射するように訓練されていました。
  地形にぶつかることで大砲が数インチ上下することがあり、
  狙いの的を何マイルも外れる可能性がありました。
• 失敗談・うっかりミス
  タンク内のあるシーンでは、ボイド・「バイブル」・スワンがナチュラル・アメリカン・スピリットの煙草を吸います。 このブランドは1982年に設立されています。
• 失敗談・うっかりミス
  映画の冒頭近くで、ウォーダディは彼の乗組員に機械的な問題（issue）に気を付けるように言います。「issue＝問題」は1960年代から1970年代までは「問題」を意味しませんでした。
• 失敗談・うっかりミス
  吊るされた民間人の遺体を甲連隊が発見したとき、ウォーダディは女性の遺体に書かれたサインを「私は臆病者です。私は戦争では戦いません」と訳しますが、実際には「自分の子供を戦争に行かせない」と書かれています。数分後、別の遺体にも先ほどウォーダディが翻訳した「臆病者」のサインがあります。
• 失敗談・うっかりミス
  ウォーダディーが 2 人の女性とアパートにいるとき、彼は髭を剃ります。 しかし約1時間後、ドイツ戦車との戦闘中には、彼の顔はアパートに入る前と同じように、無精髭を生やしています。
• 失敗談・うっかりミス
  フューリーの戦闘室にパンツァーファウスト（対戦車用兵器）の貫通弾が当たれば、溶融金属の噴射で犠牲になった一人だけでなく、戦車内のすべてのクルーにとって致命的であったはず。
• 失敗談・うっかりミス
  グレイディが、グラスの中身をノーマンの頭に掛けた数秒後、ノーマンの顔と髪は完全に乾いている。
• 失敗談・うっかりミス
  部屋にいる若い女性は、裾が膝より上のドレスを着ています。当時の苦しい生活を考慮しても、戦時中の一般的な女性の裾の長さは、膝下1インチ（2.54cm）程度でした。
• 失敗談・うっかりミス
  タイガー戦車との戦いでは、タイガーの弱点である後部装甲を貫くために、フューリーを操縦しなければなりません。しかしフューリーには、標準の75mm砲ではなく、アップグレードされた76mm高速砲を搭載しています。映画で示された射程では、76mm砲はタイガーの正面装甲を問題なく貫通することができたはずです。