コンテイジョンの豆知識・失敗談

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  コンテイジョン

  2011年11月12日 上映 / アメリカ / 106分

  3.6/5.0

  7件

  ミッチ（マット・デイモン）の妻・ベス（グウィネス・パルトロー）は、香港への出張後にシカゴで元恋人と密会していたが、せきと熱の症状が出始める。同じころ香港、ロンドン、東京で似たような症状で亡くなる人が続出。フリージャーナリストのアラン（ジュード・ロウ）は、伝染病ではないかと考え始め……。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  本作の宣伝のために、ワーナー・ブラザースとピクチャーズ・カナダは細菌や菌類が付いている巨大なペトリ皿を作り、それをトロントの店の前の窓に置いておきました。数日後、最近や菌類は成長し、作品のタイトルとバイオハザードのシンボルが浮かび上がったのです。
• 豆知識・トリビア
  2020年のCOVID-19の拡大が本作への関心を改めて広げました。その結果、iTunesのレンタル作品チャートの1位になりました。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  アラン・クラムウィディがテレビで2の基本再生算数について説明する時、件数が2,4,16,256,65536…と日に日にどんどん増えていくだろうと主張していますが、これは正しくありません。これは二次関数の連続であり、4日目までに感染者が256人になり6日目までに4,294,967,296人が病気になっていることを表しています。正しい進捗は幾何学であるべきで、すなわち2,4,8,16,32…です。後ほど、彼は10億人が感染するのに1ヶ月かかる、と言っていますが、この数は二次関数ではなく幾何学に基づいています。
• 失敗談・うっかりミス
  登場する病気は致死率が高く、非常に多くの人が罹患し、潜伏期間が短いものです。実際の感染症では、潜伏期間が長く、致死率が映画よりも低くなければ、持続的な感染拡大を促進することはできません。実際のケースでは、映画の中心となる追跡調査がより困難になるため、事実を少し曲げざるを得ませんでした。
• 失敗談・うっかりミス
  映画の最後では、吸入式のワクチンを投与し、患者に鼻から息を吸うように言っています。実際には、鼻腔内ワクチンを接種している間は、息を吸ってはいけません。弱毒化したウイルスは、気道の他の部分に広がる前に、温かい鼻腔内で複製され、体がウイルスに対する抗体を作れるようにしなければならないからです。
• 失敗談・うっかりミス
  エリン・ミアーズ医師がミネアポリスで、感染したIMM幹部をバスから隔離するために奔走しているとき、彼女は排気口付きのN95マスクを着用し、他の人への感染力を抑えるために被害者に同様のマスクを装着しようとしている姿が見られます。排気口付きのN95マスクには一方向弁がついていて、吐き出した息がフィルターを通過して楽に出せるようになっています。感染者には、通気孔のないN95マスクを使用すべきです。
• 失敗談・うっかりミス
  チーバー博士によって「ウイルスの構造」が説明されるとき、ちょうどタンパク質の構造が示されています。緑色でレセプターと呼ばれているものは、ただのフェニルアラニン（アミノ酸）で、タンパク質の小さな単位に過ぎません。ウイルスは複数のタンパク質を持ち、タンパク質はアミノ酸で構成されているので、示されているものは全くウイルスであるはずがないのです。