戦国時代も終わりの頃、紀伊山脈の大日岳に住む日輪太郎は、父親と二人で平和に暮らしていた。汚れを知らぬ太郎は里の商人たちに騙されることも多く、そのたびに酒屋久助の娘・お光がかばっていた。今日もお使いの帰り道、土地の豪族・長田久右衛門の客人であった亜矢姫の行列に当たってしまい、お光にもらった酒をこぼしてしまうが、亜矢姫は太郎に一枚の小判を与え通り過ぎる。山に帰った太郎は、侍になりたいと言い出した。太郎は山を降り、野武士頭領・蜂須賀小六の部下になる。だが小六は美濃の斉藤道三の命により、長井家最後の血筋である亜矢姫をさらうためこの里にやって来たのだった。亜矢姫を手に入れた小六は、太郎を引き連れ海路で美濃に向かう。ところが道三は、亜矢姫の処分を懐刀の怪人・どくろ丸に託していた。恐怖と不安に震える亜矢姫を見て、何とか助ける手段をと考える太郎だが…。(C)東映
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