テンポの良いストーリー展開でした
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月15日 14時18分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
ただの女性だったルーシーが、最初に事件に巻き込まれていくシーンが、かなりヘヴィで刺激が強かったのでびっくりしました。
この作品のテーマは「人間の脳が100%覚醒したらどうなっていくのか」、それを独特の解釈と魅力的な主人公の演技で魅せつけてくれました。新種の薬物の過剰摂取で、本来は亡くなってしまうような事態なのに、その事がルーシーの脳を覚醒させてしまう所が面白かったです。その後の彼女の能力は凄まじく、パソコンを使って一瞬の内に情報を取り込み、身体能力さえも卓越していく事に魅了されて行きました。
そんな彼女が頼りにするのが、モーガン・フリーマン演じる脳科学の権威ノーマン博士です。モーガン・フリーマン自身も実際の番組で、宇宙や物理の話題を取り扱っていたので、違和感なくすんなりとストーリーに入れました。
そしてルーシーが100%覚醒、全てを理解し博士にUSBを渡すシーンも面白かったです。テンポの良い展開と、最後は全てのものとなるスケールの大きな終わり方が気に入っています。