スピード感のある作品
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月3日 16時31分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
主人公はごく普通の女性だったが、台北でマフィアの闇取引に捲き込まれ腹部に麻薬の入った袋を埋め込まれてしまう。しかし、袋が破裂してしまい麻薬が体内に流れ出し、彼女に異変が起こる。
その麻薬は、普段使われていない人間の脳を覚醒させる恐ろしい効果を持っていたのだ。
体術や語学、変身術やハッキングなど、ありえないスピードで彼女の脳は進化していく。
人間の脳の可能性というまだ解明されていない謎に踏み込んだ本作はかなり魅力にあふれた作品だが、好みが完全に分かれてしまうと思う。
作品全体にスピード感があり、主人公の脳が急激に加速しているさまが鮮明ではあるが、それはある意味淡々としすぎているともとれる。
個人的にはこのスピード感は好きだったし、その中でもアクションや様々な技術を見せているので飽きはなかった。
主人公を演じる「スカーレット・ヨハンソン」の演技は終始素晴らしい。
最初の普通だった恐怖におびえていたところから、脳の覚醒と共に人間味のなくなっていく様が本当に素晴らしかった。ハマっていたと思う。
イメージワード
- ・楽しい
- ・不気味
- ・恐怖
- ・不思議
- ・知的
- ・かっこいい
- ・パニック
- ・ファンタジー
- ・スペクタクル