原話の腑に落ちなかった部分が納得できるシナリオ
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月25日 09時42分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
眠れる森の美女のお話で、腑に落ちないのが「どうして一目あっただけの王子様がキスをすると目覚めるか」ということですが、本作で納得がいきました。マレフィセントは自分が愛した人が自分を裏切り羽をもぎ取っていった腹いせに子供に呪いをかけその呪いが成就するように子供を死なせないつもりがいつのまにか子供を愛するように。心から。そして呪いを解こうとします。でも、若い頃にかけた自分の最強魔法を破ることができず、16歳になった時永遠の眠りにつくことに。「真実の愛のキスだけがその眠りを醒めさせてくれる。」という呪いに対して、王子はチャーミングできっと恋に落ちるだろうという予感はするけれど「一度会っただけ」。そして王子が目覚めさせることに失敗すると、謝りながらキスをしたマレフィセントのキスが姫を目覚めさせることに。「悪い魔女」は初めから悪い魔女ではなく人間の裏切りがあったということだったという内容にすごく納得しました。
マレフィセント役のアンジェリーナ・ジョリーさんの並々ならぬ役作りがこの作品の完成度を上げていると思いました。
イメージワード
- ・悲しい
- ・不気味
- ・知的
- ・勇敢
- ・ロマンチック
- ・ファンタジー
- ・スペクタクル
- ・ゴージャス