ディランズにスポットを当てるの大好き
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月1日 23時50分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
バックストーリーにして、メインストーリー
眠れる森の美女で、姫を眠らせる呪いをかけた悪役として知られる「マレフィセント」。彼女はなぜ呪いをかけるに至ったのか…
彼女の幼少期から姫が目覚めるまでの知られざる物語がついに語られる。
このキャスティングは大正解だったと思う。
特に主人公マレフィセントを演じた『アンジェリーナ・ジョリー』は本当にはまり役だった。
彼女持つ美貌と悲しいオーラを背負ったマレフィセントの演技は見事にマッチしていた。
後半の力強い演技や中盤の姫を我が子のように見守る姿はギャップがあって愛着が湧いた。
被り物の角に怖がって予定していた子役が泣いてしまい、かわりに彼女の実の娘が出演したというエピソードが好き。
あの大きな角と頬痩けた青白いビジュアルは、子供でなくても不気味に感じるだろう。
この話で1番の悪は、姫の父親である。
彼の演技も素晴らしかった。荒々しい見た目と怯えているようで、しかし強く出てくる感じが悪役にふさわしい演技だった。
映像も全て美しくて幻想的。
妖精が多く出てきたり、見たことも無い植物が生えていたり、夢のような世界が広がっていた。
ストーリーとしても上手く纏まっていると思う。
あの有名なディランも、この作品で一気に見方が変わった。
こういった作品が増えると面白そう。
イメージワード
- ・楽しい
- ・悲しい
- ・不気味
- ・不思議
- ・知的
- ・勇敢
- ・かわいい
- ・ロマンチック
- ・ファンタジー