レザボア・ドッグス デジタルリマスター版の豆知識・失敗談

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  レザボア・ドッグス デジタルリマスター版

  2024年1月5日 上映 / アメリカ / 100分

  4.2/5.0

  3件

  宝石強盗を実行するために集められた、お互いに名前も素性も知らない6人のクセ者たち。完璧な計画のはずが、彼らは警官隊の襲撃を受ける。誰かが警察に通じていたのだ。命からがら集合場所に集まった彼らの心に、仲間への不信感がわき起こる……。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  映画冒頭での会話の中で主題のマドンナは、映画を多いに楽しみましたが、クエンティン・タランティーノの「ライクアヴァージン」への解釈に反論しました。マドンナは彼女のアルバムに「巨根についてではなく、純粋な愛についてです。マドンナ」とサインし、彼にプレゼントしました。
• 豆知識・トリビア
  映画の予算がとても低かったので、俳優たちの多くは、衣装として自分の服を使っていました。その中で最も目を引いたのは、クリス・ペンのジャージのジャケットです。アメリカ犯罪映画が大好きなデザイナーによって、映画のシグネチャー入りの黒いスーツが無料で配られました。スティーブ・ブシェミはスーツのズボンの代わりに、彼自身の黒いジーンズをはいていました。
• 豆知識・トリビア
  ミスター・ブロンズ（マイケル・マドセン）の本名は、ヴィック・ベガです。これは、パルプ・フィクション（1994）のヴィンス（ジョン・トラボルタ）の苗字と同じです。タランティーノは、ヴィックとヴィンスは兄弟であることを明かしました。彼はまた、ベガ兄弟が主演の「ダブル・V・ベガ」という映画を前編とし、続けるつもりでしたが、マドセンとトラボルタは結果的に年をとりすぎていて再演することができませんでした。そして、タランティーノは続編をあきらめました。
• 豆知識・トリビア
  クエンティン・タランティーノは元々自身でミスターピンクを演じる予定でした。その一方で、他の役者にもこの役のオーディションを受けさせました。スティーブ・ブシェミがそのオーディションに来た際、タランティーノは本当は自分がその役をやりたいと伝えました。ブシェミはその役を勝ち取る為、殺し屋をオーディションで演じてみせました。タランティーノもブシェミもそのことを認めています。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  (18分頃)ミスター・ホワイトとミスター・ピンクが部屋で何があったかを話しているとき、ミスター・ホワイトはミスター・ピンクにタバコを渡し、自分もタバコを取ります。そしてミスター・ピンクのタバコに火をつけますが、自分のタバコの先にライターを当てただけで、実際には火をつけません。

ネタバレ有り

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  マイケル・マドセンは、全ての暴力への強い反感のために、拷問シーンを撮影するのがとても困難でした。特に、カール・バルツを殴らなければならないときにはしぶしぶでした。バルツがアドリブで、家に子供がいるという台詞を言ったとき、マドセンはちょうど彼自身が父親になったばかりだったので、子供から父親を奪うということにとても動揺し、シーンを終えることがほとんどできなくなってしまいました。このテイクは映画の中に使われ、いくつかのバージョンでは、はっきりと誰かが、多分クエンティン・タランティーノ本人ですが、映像の見えないところで、「オー、ノー、ノー」とつぶやいているのが聞こえます。