きっと、星のせいじゃない。の豆知識・失敗談

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  きっと、星のせいじゃない。

  2015年2月20日 上映 / アメリカ / 126分

  3.9/5.0

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  末期ガンながらも、薬の効果で深刻な状態を免れているヘイゼル（シャイリーン・ウッドリー）。だが、学校にも通えず、友人もできず、酸素ボンべなしでは生活できない。そんな中、ガン患者の集会で骨肉腫を克服したガス（アンセル・エルゴート）と知り合う。ヘイゼルに惹（ひ）かれたガスだが、彼女に距離を置かれてしまう。ヘイゼルに振り向いてもらおうと、彼女が敬愛する作家にメールを送って返信をもらうことに成功するガス。それをきっかけに、二人は作家に会おうとオランダへ旅行に出るが……。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  この映画のタイトルはジュリアス・シーザーの第１幕第２場でカエサルのセリフの引用「その失敗は運命(星)のせいではなく、我々自身のせいだ」と言うものです。
• 豆知識・トリビア
  「ダイバージェント」（2014）では、シェイリーン・ウッドリーとアンセル・エルゴートは兄弟を演じていますが、今回の映画では、彼らはセックスする恋人たちを演じています。
• 豆知識・トリビア
  シェイリーン・ウッドリーは友人のアンセル・エルゴートが映画製作者との最初の会議の前に、脚本だけでなく小説も読んだと主張しました。「 読んだことがないと彼女に言ったら、彼女はオーディション中に怒り狂うと思った。」とエルゴートは思い起こし、「だからシェイリーンのために呼んだんだ。」と言いました。
• 豆知識・トリビア
  女優のシェイリーン・ウッドリーは、作家のジョン・グリーンと監督のジョシュ・ブーンに向けて、熱のこもった手紙を書きました。内容は、「もし仮に何かの役を演じることになったなら、私はその人物の一部になるために、できることは何でもします」という決意のほどです。グリーンは当初、主役にウッドリーを起用するつもりなどありませんでした。しかし、セリフを読ませてみて考えを一変させました。「主役にはウッドリーがぴったりだ。いや、この女優しかありえない」とグリーンは、ウッドリーとの出会いに酔いしれたのです。そしてさらに、「私たちは皆、サプライズのつもりで泣くまねをしていた。でもそれはちょっと悪かったね」と言って、グリーンは笑うのです。この瞬間、主役を演じるのはウッドリーに決まりました。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  ヘーゼルグレースは甲状腺切除術を受けており、それは首の付け根に長い傷跡が残るはずですが、首には印がありません。
• 失敗談・うっかりミス
  卵を投げるシーンでは、モニカのお母さんが家から出てくると、アイザックが持っている卵を投げ、ボールのように跳ね返っています。
• 失敗談・うっかりミス
  ヘイゼルは、0と1の間には無限の数があり、0と2の間にはさらに大きな無限があると言います。しかしこの彼女の比喩的な主張は間違っています。これらの2つの区間は同じ無限性、すなわち、同じカーディナリティであり、アレフ・ワンなのです。
• 失敗談・うっかりミス
  インディアナポリスの空港でガスとヘイゼル、そして彼女の母親がエスカレーターを降りてくるシーンで、背景にピッツバーグのダウンタウンの巨大なポスターが見られます。
• 失敗談・うっかりミス
  アイザックがガスのトロフィーを破壊しているとき、ベンチの上に枕が現れたり消えたりします。