現実にも電気が止まったら恐ろしいのをコミカルに描く
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月20日 17時10分
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総合評価:
4.0
電気が止まることで、世の中が大混乱となる世界をコミカルに描かれています。特に主人公を演じる小日向文世は、めんどくさがり屋でどこか頼りない、どこにでもいる典型的なお父さんですが、頑張っています。家族が露頭に迷い、元気を失っていく中でも元気だけは失わずに家族を引っ張っていく姿は、ある意味理想的な一家の大黒柱かもしれません。このお父さんをコミカルに描くことで、電気が使えないという暗い映画の世界を明るくしており、お父さんは貢献度が高いです。一時的に一部の地域で停電となることは現実世界でもありますが、停電が何日も続いた場合には連絡手段が途絶え、物の流通もストップし、大混乱になると思います。そのようなことが起こらないとは限りませんが、そういった非常事態になってもこのお父さんのように元気に明るく生きていくことが大事だなと悟りました。全国のお父さんは、是非とも見ておくべき映画で、家族を守る大切さを再認識できると思います。
イメージワード
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