始まりのストーリー
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月29日 23時27分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
今までX-MENシリーズを何作か観てきましたが、これは特にウルヴァリンの子供の頃のストーリーから始まって、兄のビクターとの生活と感性の違いから決別していくシーンや、軍人・ストライカーとの出会いと彼の策略の結果があの金属の骨格となっていった事が、盛り沢山に取り入れてくれていて納得しながら観れました。
時系列でいくと、多分シリーズの最初に位置するのでしょう。
一番印象的だったのは、ウルヴァリンがストライカーによって身体を金属化されていく所でしたが、その前のウルヴァリンと心を通わす女性との幸せな生活シーンが見れたのは、彼にもやすらぎの時があった事が分かりほっとする場面でした。
また、逃亡中のウルヴァリンを泊めてあげた老人とのバイクの会話も素敵でした。その後の展開は辛いものでしたが、彼のバイクシーンはとても似合っていてカッコよかったです。
最後のコンクリートの施設の頂上部での、ウルヴァリンとビクターに対抗するウェイドとのし烈を極める闘いも迫力満点でした。
そして、ウルヴァリンが記憶を無くしてしまったシーンや、チャールズの登場にこれから続くシリーズへと移って行くんだなぁと理解でき、満足感の中エンディングとなりました。
イメージワード
- ・悲しい
- ・不気味
- ・勇敢
- ・切ない
- ・かっこいい