こういう発想が生まれることに脱帽です
2021年8月18日 16時00分
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総合評価:
5.0
年に一度、人々の怒りやストレス発散のために制定された殺人、暴力、何でもありの法律、パージ。主人公たちの家族は、パージには参加せず、シャッターを閉めて家で静かに過ごそうとしていたが、ホームレスを助けてしまい、自分たちも標的に…。果たして、一夜限りの殺戮ショーから逃れることはできるのか・・!?って話です。
2013年公開と少し古いんですが、とても面白かったです。364日の犯罪率や治安をよくするために1日だけ何でもOKな日を作るって発想がすごいなと思いました。
映画の時間が1時30分で短くてテンポよかったのもよかったです。パージについての具体的な背景とかはさらっとで、ほぼずっと家の中でのシーンだったんだけど、発想が天才だから、家の中だけでも成立してしまうのがすごかったです。
現実にありえるのか?って言われたらちょっとさすがに非現実かなとは思うけど、結構生々しくてぞっとしました。
殺人とまでいくと大げさだけど、現実で考えるとパチンコとかがこれにあたるんかなとか思ったりしました。本来は違法だけど、それも禁止しちゃったら経済的にも人々の娯楽的な意味でもデメリットが多いから、容認しているって感じかなと…。そんな感じで、あまりに非現実…とまではいかないけど、現代の考えに基づいている系の発想で飽きずに見ることができました。
イメージワード
- ・悲しい
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