イントゥ・ザ・ウッズ
魔女(メリル・ストリープ)に呪いをかけられたために子供のいない夫婦は、「子を授かりたければ、四つのアイテムを森から持ち帰るのだ」と魔女に命令される。夫婦は赤いずきん、黄色い髪、白い牛、黄金の靴を手に入れるべく森へと出発する。一方赤ずきん、ラプンツェル、ジャック、シンデレラ、魔女、オオカミ、2人の王子も森に足を踏み入れており……。
プラダを着た悪魔でエミリー役を演じたエミリー・ブラントさんがパン屋の妻役でしたがこんなに歌が上手だとは思いませんでした。 魔女役のメリル・ストリープさんは流石という悪感の歌唱力でした。ミュージック・オブ・ハートの時の先生の演技を思い出しました。 テーマ曲が繰り返し歌われるのですが、そのアレンジが少しずつ違っていて音楽担当のスティーヴン・ソンドハイムさんの凄さを感じました。 2014年公開当時15歳だったダニエル・リチャード・ハトルストーンさんの歌声が素敵で、ものすごく上手いなと思っていたら、2012年公開ののレ・ミゼラブルのあの物凄く可愛いガヴローシュを11歳の時に演じていた役者さんだと知り、今後が本当に楽しみになりました。 赤ずきんちゃんを演じた当時14歳のリラ・クロフォードの歌声も素敵で可愛らしく、どこかミステリアスで素敵でした。 赤ずきんちゃん、ジャックと豆の木、子供のいないパン屋、シンデレラ、ラプンツェルをよくまとめたなという印象です。ただ、面白い内容なのに、不倫や小児性愛を思い起こさせるシーンがあり、子供とは見られないことです。「本当は怖いグリム童話」の世界を覗いているような感覚でした。
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