後半が面白かったです。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月3日 13時12分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
未来感のある映像や、不時着した第一級隔離惑星・地球での獣達の様子など、違和感なく観られたのが良かった点です。
ただ私には、物語の前半のレイジ親子の雰囲気が暗く映り、その進行も大きな盛り上がりもなく少しつまらなく思っていました。
しかし不時着後、重傷を負って動けなくなった父・サイファの為に、息子・キタイが1人で目的の場所に向かい出してからは、どんどん面白くなっていった感じがしました。
「アーサ」という怪物は視覚も嗅覚もないけれど、人間の恐怖に反応して攻撃してくる設定は、この作品より先に「クワイエット・プレイス」を観たので、その雰囲気といい性質と言いちょっと似ているなぁと考えながら観ていました。
しかし、その凶暴性は凄くて、1人で立ち向かうキタイは大丈夫なのかハラハラしながら観ていました。しかし、彼は最初に思っていたよりどんどん勇敢になって行き、沢山の困難に立ち向かっていき、更には「恐怖心」をも克服していく所は、「立派に独り立ちしていけてるなぁ」とその成長を頼もしく観られたのも良かったポイントです。