誰かのために自分を犠牲にできるか
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月16日 09時58分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
どこかで蝶が羽ばたけば地球上の別の場所では竜巻がおきる。これがバタフライ効果である。
この理論をもとに作られた作品。
主人公エヴァンは子供の頃から記憶を度々無くしていた。
そのためノートに日記を書いていたのだ。
20歳になり大学生になったエヴァンは子供の頃の記憶喪失について研究していた。
ある日子供の頃の日記を読んでいたエヴァンは気を失ってしまう。
彼は子供の頃に戻っていた。
子供の頃の彼や彼の友達が巻き起こす出来事は子供らしいことででありながら残酷でもあった。
このストーリーはどこかで何かが起きればそれを引き金に未来は変わっていってしまう。
偶然にも子供頃から仲が良く初恋だった女の子に会うが、彼女は悲惨な生活を送っていた。
彼は過去に何度も何度も戻り,彼女の人生をより良いものにしようと奮闘する。
少しずつ変化していく未来だが納得いくものを見つけることが出来なかった。
そんな彼が最後に彼女を幸せにする唯一の方法を見つける。
それは誰が見ても切ない方法だった。