インポッシブルの豆知識・失敗談

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  インポッシブル

  2013年6月14日 上映 / スペイン / 114分

  3.8/5.0

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  2004年末、マリア（ナオミ・ワッツ）とヘンリー（ユアン・マクレガー）は、3人の息子と共にタイにやって来る。トロピカルムードあふれる南国で休暇を過ごすはずだったが、クリスマスの次の日、彼らは未曾有の天災に巻き込まれる。一瞬にして津波にのみ込まれ、散り散りになった家族はそれぞれの無事を祈りつつ再会への第一歩を踏み出す。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  エキストラの多くは、実際に津波の被害に遭った人たちです。
• 豆知識・トリビア
  津波がリゾート地を襲うシーンは、1回しか撮影できませんでした。セットを作り直すには莫大な費用がかかるからです。
• 豆知識・トリビア
  ナオミ・ワッツによると、この映画のプロデューサーは、スペインのラジオで一家が津波を生き延びた話をしているインタビューを聞き、それをもとに映画化することを決めたそうです。
• 豆知識・トリビア
  水中シーンでは、ナオミ・ワッツは回転する椅子に拘束されていました。撮影中、ワッツは息が続かなくなり、「ストップ」のサインを出しました。すると、椅子は止まるどころか、逆に回転し始めたのです。後に技術的なミスであることが明らかになりましたが、ワッツは「とても怖い思いをしたので、そのために椅子が嫌いになった」と述べています。
• 豆知識・トリビア
  スタッフは、津波が来たときにベロン家が滞在していた、再建された実際のリゾート地で一部のロケを行いました。津波の被害を受けたシーンでは、リゾート地の模型を使って撮影しました。
• 豆知識・トリビア
  主人公たちのモデルとなった実在の家族は、実際にスペイン人で、津波の時には日本に住んでいました。
• 豆知識・トリビア
  子供たちのボールの本当の色は、映画に出てくるような赤ではなく、黄色でした。マリア・ベロンは、これが映画の中での「最大の嘘」だと言っています。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  ダニエルが父親と会うと父親は、スウェーデン語で「vad tung du är Johan (どれだけ重くなったんだ、ヨハン)」と、キャラクターの名前であるダニエルではなくヨハンと言います。これは、ダニエルの本名がJohan（ヨハン）であり、彼の実際の父親はJan（ヤン）だからです。

ネタバレ有り

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  この物語のモデルとなった家族は、撮影の全過程に立ち会っていました。特に、ナオミ・ワッツが演じるマリア・ベロンには、ヒントを与えていました。また、2012年に開催されたトロント映画祭でのプレミア上映には、家族全員が参加しました。
• 豆知識・トリビア
  映画の冒頭にジェット機の音が出てくるのは、マリア・ベロンが津波の音をそう表現したからです。