ポルトガルのおすすめ映画一覧

1931年のスペインで、痛みを感じない子どもたちが次々に誕生。子どもたちは暴力的で、自傷行為ばかりしていた。そして2000年。神経外科医のデヴィッド（アレックス・ブレンデミュール）は事故に遭い、婚約者を亡くしてしまう。追い打ちをかけるようにデヴィッドにリンパ腫が見つかり、骨髄移植が必要となる。その話を両親に話すと、デヴィッドが養子であることを告白され……。

10代前半で親に結婚を強制されたため、故郷を離れて首都のダッカに逃れた23歳のシム(リキタ・シム)は、衣料品工場で働いていた。工場では女性たちがミシンを踏み続ける一方、男性幹部は横柄な態度で、残業は長く給料は未払いが続いていた。ある日シムは、労働者権利団体のナシマ・アバにオフィスに来ないかと声をかけられる。

アメリカ人の文学教授マイケル（ジョン・マルコヴィッチ）が妻のヘレン（カトリーヌ・ドヌーヴ）を連れてポルトガルの山中にある古い修道院を訪ねる。教授の目的はシェイクスピアの出生の秘密を明らかにする古文書を調査すること。管理人のバルタール（ルイス・ミゲル・シントラ）が夫妻を迎え入れ、老小使いのバルタザール（ドゥアルテ・ダルメーダ）に修道院の山を案内させる。

ベルギーのブリュッセルの高校で、イスラム原理主義者によるテロが起こる。救急隊員のイザベルは負傷し意識のない少年エデンを救急車に乗せるが、彼は爆弾の付いたベルトを身につけていた。やがて意識が戻ったエデンは救急車を走らせ続けるようイザベルに指示。テロ対策センターはエデンがテロの犯人であることを突き止め、特殊部隊に彼を逮捕するよう命じる。

列車で隣り合わせた婦人（レオノール・シルヴェイラ）に、衝撃的な体験を語り始めたマカリオ（リカルド・トレパ）。彼は叔父に雇われて洋品店の2階で会計士として働き始めた折、通りの向かいの家に姿を現したブロンドの少女ルイザ（カタリナ・ヴァレンシュタイン）に一目ぼれし、結婚の許しを得ようとするまでに至ったというが……。

第2次世界大戦の真っただ中、ブラジルも参戦を表明し兵士2万5,000人の出征が決定する。ギマ（ダニエル・デ・オリヴェイラ）が所属する部隊はイタリア山地での任務を命じられるが、すさまじい敵襲に見舞われる。恐怖に駆られて応戦するどころか逃走してしまい、命を落としていく兵士たち。辛うじて生き残ったギマらは脱走兵とみなされるのを恐れ、あえて危険な任務を志願する。やがて、最前線に埋められた地雷の除去を命じられるが、死と隣り合わせの状況がギマと仲間を追い詰めていく。