ロシア|ロシア連邦のおすすめ映画一覧

1922年のとある夏の日、モスクワの南東35キロに位置するゴールキ村で社会主義革命を最初に成功させた偉大な政治家であるレーニン(レオニード・モズゴヴォイ)が療養していた。レーニンは右半身がまひしていて、入浴も着替えも1人ではままならない状態。その上、まだらボケも始まっており、かつての面影はなくなっていた。

第2次世界大戦中、レニングラード国立バレエ(現ミハイロフスキー劇場バレエ)は地方に疎開する。劇団員たちは軍部の監視や物資不足に悩まされながらも、「ガイーヌ」プレミア上演を目指していた。そんな中、作曲家のアラム・ハチャトゥリアン(アンバルツム・カバニャン)は公演開始8時間前にいきなり上官から、剣を持つクルド人が戦いのダンスを踊る楽曲を創作するよう命じられる。

アメリカとロシアの緊張が高まる中、両国はモスクワで外相による極秘会談を行うことになった。護衛を任されたのは、ロシア連邦保安庁と、アメリカ・シークレットサービスの両国のエージェントを集めた急造チーム。そして、チームをまとめるリーダーには、現場経験が乏しいマキシムが抜擢される。それぞれが、スペシャリストであり高いプライドを持つメンバーたちは、相容れないながらもミッションを遂行しようとするが、トラブルの連続。そんな中、極秘のはずだった会談の情報がテロリストに漏洩してしまう。さらに、モスクワに同行していたアメリカ国務長官の孫娘が、テロリストに拉致されてしまうが…。

ロシアの首都モスクワに、巨大な宇宙母船が墜落。多数の死傷者が出る中、政府は戒厳令を敷き、鎮圧に乗り出す。一方、軍の司令官の娘ユリアは、宇宙船に乗ってやって来た異星人のヘイコンと親しくなり、宇宙船が惑星に戻るために必要な“シルク”を探そうとする。そしてヘイコンへの愛に気付いたユリアは、その気持ちを恋人のチョーマに話してしまう。チョーマはヘイコンと宇宙船に武力で襲い掛かり……。

ある朝、郊外の森で目を覚ました６人の若者たち。目の前には隕石落下によって変わり果てた街の姿があった。倒壊したビル、発電所にできた巨大クレーター。人の気配さえどこにもない。彼らは助けを求め街の外へ出ようとするが、隕石と発電所のエネルギーが混ざったことで、街全体を覆うように空間の歪みが発生。その歪みのせいで街に閉じ込められてしまっていた。さらに、その歪みは発電所の放出するエネルギーのせいで膨張を続け、48時間以内に地球もろとも崩壊するという。タイムリミットはわずか48時間。地球の命運を背負った６人は、発電所にたどり着き、人類の危機を救うことができるのか――？！（C）Art Pictures Studio

第2次世界大戦中の1941年9月、ソ連第2の都市レニングラードは、ドイツ軍に包囲されていた。ソ連軍は市民を避難させるため、古びた荷船752号で夜間にラドガ湖を渡る作戦を決行する。船はおよそ1,500人の市民を乗せて出航するが嵐になり、さらにドイツ軍の戦闘機メッサーシュミットが上空から襲い掛かる。

著名なチェリストのチジョフとDJ志望の青年トリクは、雪に覆われたモスクワの大通りで裸足の宇宙人と遭遇する。そして思いがけずキン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープしてしまう。そこは見渡す限りの砂漠に覆われ、身に着けるズボンの色によって階級が分かれた場所だった。ほとんど「クー！」（名詞・形容詞・副詞・感嘆詞など）しか言葉が存在しない異星人たちを相手に地球に帰ろうと2人は奮闘を始めるのだった。

『ナイト・ウォッチ』『デイ・ウォッチ』のティムール・ベクマンベトフ製作によるファンタジー。ドラゴンへの生け贄にされ孤島へ連れ去られたミラ。絶望に沈む彼女は、そこで同じく捕らわれの身だという謎の青年に出会い、徐々に惹かれていくが…。

海辺の別荘でひと夏を過ごすお嬢様女子大生のレーラは、家の修理にやって来た貧しい青年・アルテムと激しく恋に落ちる。夏が終わり、自宅に戻ったレーラは彼との交際を両親に反対されるが、2人は駆け落ち同然で結ばれる。しかしレーラの家庭に不幸が訪れ…。

ベラルーシに住む少女カリーナ（ナスチャ・セリョギナ）は、大好きな祖母の家で夏休みを過ごしていたが、そこはチェルノブイリ原発事故による居住禁止区域に近く、放射能汚染の危険も高かった。やがて冬になると祖母が病気になり、母の病状も悪化、そしてカリーナも病気になってしまう。入院先で友達が病魔に苦しみ亡くなっていく姿を目にした彼女は、ある決断を下す。

1942年、第2次大戦下のロシア戦線。ウラル山脈麓で守備隊を率いるヴァスコフ曹長の元に女性砲兵部隊が送られてくる。ある時、森の中で数名の敵が目撃され、ヴァスコフは女性兵士5人と偵察に出向く。そこにはナチス最強の親衛隊が送り込まれていて…。