ベルギーのおすすめ映画一覧

岐阜県の大禅寺の住職・根本一徹さんには、全国の自殺志願者から日々救いを求めるSOSが届いていた。日常生活で追い詰められ、家族や友人すら頼ることができない彼らの言葉に耳を傾ける根本さん。心臓に病を抱えながらも、自殺防止活動に取り組む根本さんを突き動かすものに迫る。

1975年のワルシャワ。ベテランのジャーナリスト、カプシチンスキは、ポルトガルから独立して間もないアンゴラの首都ルアンダへ取 材のために赴任。そこでカプシチンスキは、混乱を極めるアンゴラの実情を目の当たりにする。原作は、現代のジャーナリズムの巨人 とも評されるリシャルト・カプシチンスキが、アンゴラ内戦の3カ月間を記したノンフィクション「Another Day of Life」。

かつてボリショイ交響楽団の天才指揮者だったアンドレ（アレクセイ・グシュコフ）は、今はさえない劇場清掃員として働いていた。ある日、出演できなくなった楽団の代わりのオーケストラを探しているというFAXを目にした彼は、とんでもないことを思いつく。それは、いまや落ちぶれてしまったかつての仲間を集めて楽団を結成し、コンサートに出場するというものだった。

チンピラのアダモは、幼なじみと一緒に麻薬を横流しする商売で大もうけする。しかし、バカンス先のモロッコで大物ギャングのハッサンと揉めてしまう。アダモたちのせいでヨーロッパ麻薬市場の均衡は崩れ、コロンビアの麻薬カルテルや汚職警官を巻き込んだ麻薬戦争が起こる。アダモは仲間たちを救うために、一か八かの賭けに出る。

近未来、フィリップ（マジッド・イヴ）は高層ビルが建ち並ぶ都市で母（フェイリア・ドゥリパ）と一匹の犬と一緒に暮らしていた。人肉加工工場で働く母親は心身共に疲れ切っており、ある晩、息子と話をした後で高層住宅のベランダから投身自殺を図る。一人残されたフィリップは、彼と同じような孤児たちの集まる施設に送られる。

パンが不足している村で、元漁師のウセイヌは古くて堅くなったパンを売り、家族を養っている。そんな中、義理の姉が伝統的な焼き方によるパン屋を開店し、静かな対立が芽生える。彼女の店が繁盛することで、ウセイヌの不安定な収入源が脅かされ、彼のプライド、立場、一家の大黒柱としての役割を揺るがす深い対立関係が浮き彫りになっていく。

20 世紀のヨーロッパのどこか。少女ミアは、自らの唾液から作られた“氷の⻭”を特殊な器具を付けて毎日交換する必要があり、薄暗い屋敷から一歩も出られない日々を送っていた。彼女の世話をするため雇われているアルバートはある日、ミアを 13 日後に連れてくるよう雇い主から告げられる。それ以来、アルバートは亡き妻マリーの幻想や、謎の幻聴に苛まれることになる...。