ベトナムのおすすめ映画一覧

ベトナムで日本語教師として勤務しているみさお（松坂慶子）は、父の死後に認知症が進んだ母シズエ（草村礼子）をベトナムに呼び寄せる。言葉は通じないが二人を温かく支えてくれる現地の人々との交流を通し、母は徐々に笑顔を取り戻していく。しかし、ケガをしてしまい以前よりも母の介護が大変になる。その老いと向き合ったみさおは、母が自分に注いでくれた愛の深さに気付き……。

女子大生のチャンは、友人のジーナが廃病院のエレベーターから消えて以来、閉所恐怖症になり、夜は悪夢にうなされていた。1年後、ジーナとひそかに関係を持っていたチャンの義父が、ジーナを助け出そうとして危険な状況に陥る。チャンは義父を助けるため廃病院に駆けつける。

ハノイを案内する通訳兼旅行ガイドで生計を立てているズエンは、タクシー運転手のハイと出会って3か月で結婚を決意する。ハイは結婚式の後で酔いつぶれてしまい、ズエンはその様子をただ見つめていた。ある日、式に出席できなかった友人のカムを訪ねたズエンは、トーという男に手紙を届けるように頼まれる。そしてトーに襲われたズエンは、なぜか彼に心惹(ひ)かれてしまう。

孤児のトゥイ（ファム・ティ・ハン）は叔父のもとを飛び出し、ホーチミンで花売りの仕事にありつく。最初の日の夜とその翌日、トゥイは屋台で食事をしていたフライトアテンダントのラン（カット・リー）、そして飼育係の青年ハイ（レー・テー・ルー）と立て続けに出会い親しくなる。トゥイはランとハイが恋人同士になればと思い描くが……。

ひょうきん者で落ちこぼれの高校生トゥー(ンゴー・キエン・フイ)は、転校生のヴェト・アン(ミウ・レ)に心奪われる。彼は親友のハーイの助けを借りて、何とか彼女の気を引こうとするものの、なかなかうまくいかずに途方にくれる。そんな恋愛に不器用なトゥーには、7歳の時に離れ離れになってしまった幼なじみのティウ・リーとの忘れられない思い出があった。

ベトナムを舞台に、蓮売りの少女、シクロの運転手、毎日を必死に生きるストリート・キッズ、娘を探す元米兵などのキャラクターたちの模索する姿を繊細に描く。深い余韻を残す物語。

1990年代のサイゴン。3人の殺し屋たちは激しい怒りを胸に秘め、裏社会を牛耳る邪悪な犯罪組織に裁きを下すべく命懸けの戦いを挑む。「ハイ・フォン: ママは元ギャング」につながる物語。

阪神・淡路大震災で家族を失った木元愛美（大野いと）は、母との思い出であるクジラの大ジャンプをもう一度見ようと沖縄に移住する。しかし、20年に1度といわれるチャンスに巡り合えず、いつしか仕事や生活に疲れ切っていた。そんな折、沖縄の企業に研修に訪れたベトナム人青年グエン・コア（森崎ウィン）と出会い……。

聡明で村の子供たちの人気者クインは、学問を教えてもらっているドアン先生の娘ディムに好意を抱く。王族のチン・バーも幼少時に、クインと同様にドアン先生の教えを受けており、横暴な彼は無理矢理ディムを自分の妻にしようと画策する。しかし自分の思い通りに事が進まないことに逆上したチン・バーは、無実のドアン先生を投獄してしまう。

ドラマや映画、CM出演など大忙しのスーパースター・ソン(チューン・ジャン)は、彼女のチュックとゆっくり過ごしたいと思っていた。マネージャーのズン(ドゥク・ティン)はソンを休ませるため、ソンの双子の弟トゥン(チューン・ジャン)を替え玉にすることを思いつく。さらにズンは、トゥンを利用して、ソンにお騒がせ女優のアナを接近させようとする。