タイのおすすめ映画一覧

COVID-19によるパンデミックを主題にした短編アンソロジー作品。7人の錚々たる映画作家が7つの異なる物語を語り、この未曾有の世界的危機における多くの様相に声が与えられている。カンヌ映画祭で特別招待作品として上映された。

東南アジアの犯罪社会を操るマフィアのボス、シランキリ（スティーヴン・セガール）の資金源である銀行が襲撃を受ける。シランキリの側近ニラン（サハジャック・ブーンタナキット）は、ジャック（ジョン・エドワード・リー）とサムの強盗コンビを捕らえるも、自分も分け前を得るため、そのまま強盗を続けさせる。シランキリは組織内部に裏切り者がいると判断し、悪の包囲網を駆使してジャックらを追い詰める。

少女の内側にあるのは、2人の幼なじみの間で揺れる乙女心。そして、生けるモノをむさぼり食う血に飢えた悪魔…。夜ごと姿を現す悪魔が、少女を苦しめてゆく。

原因が全くわからない眠り病にかかった兵士たちが運び込まれてくる、タイ東北部の町コーンケンにある仮設病院。ある日、診療所に来たジェンは前世や過去の記憶を見ることができるという女性と出会い、病院がある場所の地下にはかつて王の墓があったことを知る。やがてジェンは、古代の人々と兵士たちの奇病につながりがあるのかもしれないと考え……。

クビを言い渡された直後、プチット（クリサダ・スコソル・クラップ）の携帯電話が鳴った。大金のかかったゲームへの挑戦権が得られたと聞き、借金で悩むプチットはゲームへの参加を決める。未知数のネットユーザーからの注目を浴びながら、13通りの究極のゲームを通して、次第にプチットの人間性は壊れてゆく。

タームは兄の僧侶ティーに会うために旅に出る。彼はドンシンタム島の寺院で、フンパヨン人形に魔術をかける彫刻家ジェイトと出会う。タームは、ティーが前の僧院長を殺して逃亡したという噂を聞くが、ティーが人を殺すことができるとは思えない。\n彼はまた、曽祖父シンタムの人形に対する村人たちの信仰に疑問を抱き、村を守る霊的な存在というよりも、ただの盲目的な迷信だと考える。\nその後、恐ろしい出来事が次々と起こり、村は恐怖に包まれる。女性が行方不明になり、死人が続出し、あげくの果てには、曽祖父シンタムの人形が壊されてしまう。\n村人たちは怒りに燃え、ナイフを持った犯人を捕まえるための呪いの儀式を始める。

ドジをしてばかりのお調子者たちが、大事な仕事を控えたセレブにケガをさせてしまう。うり二つの身代わりを仕立て、何とか訴訟を免れようと試みるが...。

第三次大戦後の世界で、デスゲーム「伝統の狩り」が行われることに。ゲームを仕切るカヴィンに仲間を人質に取られたフィア、カヴィンと対立するマーをスポンサーに持つラン、悪徳警官とつながるアイリーンは、それぞれ別の思惑を持ってゲームに臨むが…。

国境を越えてタイに逃げ込み、セックスワーカーとなった難民男性は、顧客から持ち掛けられた危険な計画に巻き込まれる。計画に協力すれば、今よりもいい生活ができるようになるというのだが...。

マレーシア出身・フィリピン在住のブラッドリー・リュウ（『墓場にて唄う』）の2作目は、多国籍スタッフ・キャストによるホラー大作。父の遺したモーテルに出没するモンスターと対決する息子の運命は？

田舎町に暮らす高校生のポップは、道端で転校生のデューと出会い彼と友人になる。お互いに好意を寄せていることを強く意識する二人だが、学校や町でLGBTに対する理解者が誰もいないことから思いを伝えることができずにいた。一緒にバンジージャンプを楽しむことを目標に掲げ、友情と愛情の間で葛藤する日々を送る中、ある事件によって彼らの関係性は大きく変わっていく。22年後、結婚して教師となったポップは母校の教壇に上がるが、教え子の女子生徒と惹(ひ)かれ合う。