コロンビアのおすすめ映画一覧

舞台は水不足が深刻化した近未来。落ちぶれたジャーナリストのフランク･モリーナは、陰惨な誘拐殺人事件の真相を追うため自身の抱える問題と向き合う。独自の調査を進める彼はカスバに隠された深い闇に引きずり込まれていく。そこで思わぬ事実が明らかに。 コロンビア人作家マリオ･メンドーサの小説の世界からインスピレーションを受けた手に汗握るサスペンス･スリラー。

ゲリラ組織のメンバーで、「モノス」というコードネームで呼ばれる8人の少年少女らは、世間から切り離された南米の山岳地帯で暮らしていた。彼らは訓練に励んだり、組織の指示で人質のアメリカ人女性を監視したりする一方で、10代の若者らしく恋をすることも、仲間の誕生日を祝うこともあった。そんなある日、組織から預かっていた大事な乳牛を仲間の一人が撃ち殺してしまう。

1970年代、麻薬カルテルが台頭するコロンビアのメデジン。父のエクトル・アバド・ゴメス博士(ハビエル・カマラ)と同じ名前のエクトル(ニコラス・レジェス)は、6人姉弟の中でたった一人の男子として育つ。ある日、姉妹の一人が病に倒れたのをきっかけに、ゴメス博士は政治活動にのめり込む。テロが多発する中、博士はメデジン市長選に出馬しようとする。

成功者だったミゲルは突然身に覚えのないマネーロンダリングの罪に問われ、捕まってしまう。刑期を終え無一文で行き場を失ったミゲルは、地元に帰ることにする。そこで彼は古き友人たちと再会し、彼らが昔と変わらず今もフットサルをしていることを知る。彼らのチームは最弱で、一度も試合に勝ったことがなかった。ミゲルはチームに勝利をもたらすためにコーチをすることに。その過程で、彼は予想もしなかった成功への道を見つける。

マリファナの栽培・密輸産業が暗躍していた70年代後半のコロンビア。北部ラ・グアヒラの砂漠で暮らす先住民族ワユーの一族は、マ リファナの密輸で冨を得ようとする者と、昔ながらの伝統的な暮らしを続けようとする者たちとで激しく対立する。コロンビアの荒野 を舞台に、麻薬取引によって先住民族の文化・伝統が壊されていく様を描いた社会派ドラマ。前作『彷徨える河』が世界各国で絶賛さ れ、コロンビア史上初の米国アカデミー賞外国語映画賞候補となったシーロ・ゲーラ監督と、プロデューサーのクリスティナ・ガジェ ゴ夫妻が共同で監督している。2019年開催の米国アカデミー賞外国語映画部門コロンビア代表作。

17歳のマリア（カタリーナ・サンディノ・モレノ）はバラ農園で働いて家計を支えていたが、仕事を辞めてしまう。そんな彼女にフランクリン（ジョン・アレックス・トロ）は麻薬の運び屋の話を持ちかける。

ペルーの異なる地域に住む３人の女性の物語。それぞれの年代で問題に直面する女性たちの姿とプロセスが、異なる気候になぞらえて象徴的に描き出される。

ピアノの調律師として生計を立てている作曲家・ロドリゴは、仕事で訪れた豪邸で美しい女性・スサーナと出会う。爆弾テロに巻き込まれた彼女を助けたことで再会し、2人は互いを求め合う関係になった。そして彼女は、ベッドの上で自らの性体験を語り出す。

ラテン音楽界で女性として夢を叶えることは不可能だと言われたにもかかわらず、カロル・Gは逆境を乗り越えた。このドキュメンタリーは、メデジンから世界的スターへの道のりを追うとともに、ラテンミュージック界の道を切り開いた彼女の才能と努力の姿勢を紹介する。

飛行機の墜落事故から生き残り、コロンビアのアマゾン密林をさまよう先住民の4人の子供たち。異例の捜索作戦が行われるなか、4人は生き延びるために先人の知恵を駆使して必死に闘っていた。