フランスのおすすめ映画一覧

手を叩く。手のひらは当たるが音が聞こえるのは数秒後・・・。そんな音が少し遅れて聞こえてしまう男性は、通訳の仕事もクビになってしまう。隣人の誕生日パーティーに招待された彼は、ついに外の音を少し「編集」することに。

承認欲求を募らせる少年、ひと山当てることに必死な労働者、キャリア終盤で、まだ現役だと自分に言い聞かせる上級管理職。競争社会から振り落とされそうな3人の生きざまを描く。

リュックとクリスはパリで久しぶりに再会。パーティで飲み明かし、通りがかりのタクシーに乗り込むが、調子に乗ったリュックが料金を踏み倒して逃げてしまう。クリスも仕方なく後を追い、何とか屋内に逃げ込むが、外に出ると先ほどのタクシーが現れて…。

1939年2月、スペイン内戦の戦火を逃れ、フランスに押し寄せた難民たちは強制収容所に入れられ、フランス人憲兵たちに虐待されていた。画家のジュゼップ・バルトリは過酷な状況の中、小屋の壁や地面などに絵を描いていた。新米の憲兵セルジュはジュゼップにこっそり紙と鉛筆を渡し、ジュゼップに離れ離れになった婚約者がいるのを知ると彼女を探すことに協力する。

1945年1月、第2次世界大戦末期のヨーロッパ戦線。ドイツ軍からアルザス地方を奪還すべく、アメリカ軍の歩兵連隊にフランス軍の落下傘連隊が合流。彼ら落下傘連隊は主に志願兵や新兵たちから成る部隊で、先の戦いで多くの兵力を失っていたが、エナック伍長を中心に結束し、厳しい冬の寒さとも戦いながら森の中を進軍。やがて彼らは、ひとりのドイツ兵を捕虜にするが、なんと彼の正体は、エナックの実の弟のロドルフだった。

イタリア娯楽映画の名匠、エンツォ・Ｇ・カステラッリが、フランコ・ネロと組んだユーロクライムの傑作。マルセイユとジェノヴァを結ぶ、麻薬密売ルートを追う警部ベッリは、麻薬の売人を捕まえたがその売人を何者かに殺されてしまう。自らの身辺にも危険が及ぶなか、引退したマフィアのボスであるカフィエロを利用し、麻薬ルートを解明する為の捜査を進めるが・・・。

ナチス親衛隊員・ゲルシュタインは、強制収容政策によりユダヤ人が毒ガスで処刑されるのを目撃する。軍人として正面から阻止できない彼は、事実を教会に告発するが黙殺されてしまう。ゲルシュタインは耳を傾けてくれた若き神父と、ある解決策を講じるが…。

バカンス客でにぎわう南仏の夏。16 歳のサラは、父親と一緒に毎日浜辺でベニエ（揚げ菓子）を売るアルバイトをしている。そんなある日、パリからやって来た青年バティストと知り合い…。