歴史のおすすめ映画一覧

アメリカに贈られた自由の女神像の制作に協力した、ギュスターヴ・エッフェル(ロマン・デュリス)。1889年に開催されるパリ万国博覧会を数年後に控え、シンボルモニュメントの制作コンクールが催されるが彼は無関心だった。ところが、あるパーティーで友人の妻アドリエンヌ(エマ・マッキー)から「ぜひ見てみたい。野心作を」と言われて奮起。その席上で「パリの真ん中に300メートルの塔を全て金属で造る」と宣言する。その後もエッフェルが反対運動や資金不足にめげずにまい進する理由には、アドリエンヌとの秘めた過去が大きく関わっていた。

ある時、貧しい百姓・大寿は漁師に撃ち落とされた鶴を助ける。数日後の雪の夜、彼の家につるという美しい女性が訪ねてくる。ふたりは夫婦となり、つるは機を織るようになった。彼女は、機を織るところを絶対に覗いてはいけないと大寿に言うのだが…。

およそ100年にわたって、バイキングのリューリク一族に支配されてきたルーシ。977年、そこに君臨していた大公スヴャトスラフが亡くなり、長男ヤロポルクがキエフ、次男オレーグがオーヴルチ、末っ子ウラジーミルがノヴゴロドを統治することになる。ある日、オレーグがヤロポルクに殺されてしまう。ウラジーミルはヤロポルクとの関係を良好に保つために彼のいるキエフを訪ねるが、逆に宣戦布告され……。

1980年4月30日。ロンドンのイラン大使館で、武装テロリストによる襲撃事件が発生する。多数の人質をとったテロリストたちは、イランで収監されたアラブ人91人の解放を要求。しかしイラン政府は協力要請を退ける。そこでロンドン警視庁交渉班に所属するマックス・バーノンが交渉にあたることになるが、進展が見られないまま6日が経過。やがて英国陸軍特殊部隊SASが突入作戦を開始する。

1946年のロンドン。作家のジュリエット(リリー・ジェームズ)は一冊の本をきっかけに、チャンネル諸島のガーンジー島の住民と手紙を交わし始める。ドイツの占領下にあった第2次世界大戦中、島ではエリザベスという女性が発案した読書会がひそかに行われ、島民たちの心を支えていた。本が人と人の心をつないだことに感銘を受けたジュリエットは、取材のため島を訪れる。