ドキュメンタリーのおすすめ映画一覧

第12回カンヌ国際映画祭で、フランソワ・トリュフォーの『大人は判ってくれない』が衝撃と称賛をもって迎えられた。一方、ジャン＝リュック・ゴダールのデビュー作『勝手にしやがれ』も大きな話題となり、2人はヌーヴェル・ヴァーグの象徴としてもてはやされる。しかし、1968年の五月革命、カンヌ映画祭での出来事が2人の関係に影を落とし……。

2019年、ラ・ルス・デル・ムンド教会の指導者であり、\イエス・キリストの使徒\と自称するナーソン・ホアキン・ガルシアは、アメリカで人身売買、レイプ、児童ポルノなど、26件の罪に問われ逮捕されました。このニュースを皮切りに、正義を求める複数の内部告発者と、教会の指導者を頑なに擁護する信徒たちの長い戦いが始まりました。本作は、この教会の信者と元信者の声を深掘りして、詳細に記録したドキュメンタリーです。信仰の名の下に苦痛を強いられ、やがて教会の権力者を告発する決意をした女性たち。自分たちが信じていたものを捨て去り、かつて自分たちにとってすべてであった強力な\使徒\や教会に立ち向かう彼女たちの証言が初めて明らかにされます。

ソウル東南部を中心に子供や女性の連続失踪事件が起こる中、刑事テスは事件の捜査中に偶然当て逃げ犯を逮捕する。だが、押収された車の中におびただしい血痕が発見されたため、その男が連続失踪事件の犯人だということが判明。そんな中、テスの妹が消息不明となり……。

半世紀ほど前、タンザニアのヴィクトリア湖に何者かが外来魚ナイルパーチを放流する。その後、この肉食の巨大魚は増え続け、湖畔にはこの魚を加工して海外に輸出する一大魚産業が誕生する。セルゲイら旧ソ連からやって来るパイロットは、一度に55トンもの魚を飛行機で運び、彼らを相手にエリザたち町の女性は売春で金を稼ぐ。

華やかな世界で生きながらも、常に人々の好奇の目にさらされているポルノ女優たち。写真家、デボラ・アンダーソンはポルノ業界で活躍するトップ女優16人にスポットを当ててインタビューを敢行。普段は語られることのない彼女たちの本音があふれ出す。

今や全世界をとりこにし続けているジャマイカン・ミュージック。人口300万人足らずの小国から、世界に影響を及ぼすほどの音楽がどのようにして生まれたのか。バニー・ウェイラー、グレゴリー・アイザックスらレゲエ・ミュージックの伝説たちに迫る一方、ジャマイカが抱える矛盾や問題を見つめながら、レゲエの真実をとらえていく。

２年連続のMVPを達成し、NBAのタイトルを手にしたヤニス・アデトクンボは、幼い頃ギリシャで移民として家族と暮らしていた。ある日インターネットカフェで観たNBAスターに心を奪われ、ヤニスはバスケを始める。これが彼の偉大であり過酷な、栄光への旅路の第一歩となるのだった。