映画一覧

ある朝、呉服橋劇場の興行主が殺害され、遺産のすべてが一人娘で看板女優の天川呉羽（畑野ひろ子）に相続された。そんな中、支配人の笠（斎藤洋介）は、呉羽が事件にかかわっているのではないかと考え、呉羽に対して誰にも言わないから結婚してくれと伝える。事件にかかわっていた呉羽は、ならば最後に二人芝居を上演させてくれと笠に頼む。しかしそれは単なる芝居ではなく、殺人事件に潜む驚がくの真実を明かすものであり……。

1980年、マドリード。新進気鋭の映画監督エンリケ（フェレ・マルチネス）の元に、神学校の寄宿舎で共に少年時代を過ごしたイグナシオ（ガエル・ガルシア・ベルナル）が訪ねてくる。幼い頃の面影が全くないイグナシオにエンリケはとまどうが……。

吉田みずき(緑茶麻悠)は夫の日向(荒木貴裕)の転勤で、娘のふうこ(真鍋碧)と3人で東京に引っ越してくる。かつて東京に住んでいたみずきだったが知人は少なく、ふうこを連れて公園に通うが、町になじむことができずにいた。ある日、みずきは昔の同僚に雑誌のデザインの仕事を依頼される。しかし、打ち合わせの日にふうこの預け先が見つからず、ふうこを連れて行くことにする。

2003年夏、SARSが収束し学校が再開される。憧れの少年がメガネの子が好きだと知った少女は、彼の気を惹くために近視になろうとさまざまな手を試みる。疫病の脅威、崩れはじめた家族の絆と共に、少女の焦点はぼやけていく…。

2006年、台北市内で起きた刺殺事件をきっかけに、過去と現代が交差し、台湾現代史の悲劇と共に壮大な復讐計画が浮かび上がる。

戦争の最中、英文学者の父を持つ長男の一郎は疎開を拒み続けていた。だが出征した恩師の戦死を機に、彼も両親が疎開している諏訪へと赴くことになる。父は戦争で職を失い、代わりに母が働き一家を支えていた。やがて一郎は父に反発を覚えるようになり…。

長編アニメーション「くまのプーさん/完全保存版」の続編。仲間のために勇気を振り絞り奮闘するピグレットと、それを暖かく見守るプーさんと仲間たちの友情物語。

2人の女性は、全く知らない赤の他人のはずだった。心優しいベサニーが、道で困っていたデイナを家の中へと招待するも、2人の驚きの過去が明らかになる。過去は変えられず、変えられるのは未来だけ。そしてその一瞬の決断が、人生を180度変えてしまうかもしれない。

何年も疎遠だった娘のある出来事をきっかけに、父は彼女をニューメキシコ州に向かう旅に連れ出す。関係を修復したくても、どうすれば二人の溝を埋められるか分からない。娘は父との美しい過去を思い出しながらも、自分を捨てた父を許すことができず反発を繰り返す。旅の目的地が近づいてきた時、二人はお互いが抱える問題と向き合うことになる。

妻子を顧みず仕事に打ち込んできた会社員の俊介（緒形直人）は、妻（南果歩）との仲も修復が難しいほどに冷え切っていた。次第に息子（矢野聖人）や娘（美山加恋）との関係もぎくしゃくし、一家は崩壊寸前に思えた。そんな中、同居する父親（藤竜也）が認知症になり、俊介はそれまでバラバラだった家族を取り戻そうとある提案を持ち掛け……。

ゴジラシリーズ第7作。行方不明の兄を探す少年、大学生２人、銀行強盗ら４人が乗りあわせたヨットが、エビラの襲撃を受けて遭難。南海の孤島レッチ島に漂着する。彼らはそこで、インファント島の住人を拉致し、核弾頭を秘密裏に造る秘密結社・赤イ竹の存在を知る。彼らはレッチ島に眠っていたゴジラを覚醒させて、インファント島の島民たちの救出と、島からの脱出を画策するが…。

最愛の夫に先立たれ、息子・零と幸せに暮らす圭子。ある日、零が飲酒運転の車にはねられ、死んでしまう。零を奪った加害者は飲酒運転かつ無免許、再犯にも関わらずたった数年の懲役という判決だった。あまりにも軽い交通犯罪の刑罰に疑問を抱いた圭子は…。