映画一覧

1895年、リュミエール兄弟によって映画の前身となる“シネマトグラフ”が発表された。しかしその週間前に、“ビオスコープ”と呼ばれるプロジェクターをスクラダノウスキー兄弟が発表。兄弟の愛娘が、当時のエピソードを慈しみながら振り返る。

イランの首都テヘランに住む少女ローズは、母親と犬と一緒に暮らしている。彼女はある日、隣人たちが羊を殺しているのを目撃する。母親は、羊殺しは伝統的な儀式だとローズに教え、肉は調理され人々に分け与えられるのだと諭す。しかし現代に依然として古い慣習を続けていることが、ローズの目にはバカらしく映るのだった。

閉鎖された倉庫のなかにたたずむ4人の男女。そこでは大金の受け渡しが行われようとしていた。場面は変わり、テーブルについてポーカーをする4人。カードが配られるたびに、彼らは運命の立ち位置がシャッフルされる。そのたびに事態は違う展開を迎えていく。

努力家の女子学生・リナ。女子寮での生活を終え実家に戻った彼女は、大学准教授の父・ヘミ、料理研究家の母・マーガレット、高校生の弟・グレンと食卓を囲むのを楽しみにしていた。だが冷蔵庫を物色していた彼女は調理された人間の手を発見してしまう。

かつて腕利きのガンマンとして名をはせたコルトン・ブリッグス(ニコラス・ケイジ)は、現在は雑貨店を経営しながら家族と平穏に暮らしていた。そんなある日、妻が無法者たちに殺されてしまう。再び銃を手にした彼は12歳の娘(ライアン・キーラ・アームストロング)を相棒に、妻を殺した無法者たちへの復讐(ふくしゅう)に立ち上がる。

劇団員の清（黒羽麻璃央）は先輩である人気舞台俳優の片桐（和田琢磨）らと共に、佐竹（河合龍之介）の狂気めいた演出のもと稽古に励んでいた。ある日、主演の片桐が「俺がいなくても芝居続けるか？」と清に問い掛け、公演直前になって行方をくらませてしまう。その後片桐に会った清は、片桐の生まれ故郷である沖縄に誘われ……。

鍵師の猿丸、通称サル（市原隼人）がある美女の依頼で金庫を開けると、そこにはトランクが入っていた。そのトランクは銀行から盗まれたもので、中には現金だけでなく警察の権威にかかわる重大な秘密が入っていた。そうとも知らずトランクを運び出したサルは、それを取り戻そうとする銀行強盗犯、そして秘密流出を恐れる警察に追われるハメになる。