映画一覧

就職活動中の学生二人が、内定を取り消されてしまう。そこにはあるたくらみが隠されていた(「自主的辞退者」)。学生を使って不正な就活ビジネスを行う業者。ターゲットにされた学生にも目的があったが、意外な展開をみせる(「就職という名のゲーム3」)。事故に遭ったため面接を受けられなかった松本だったが、特例で内定を獲得する(「コネ入社」)。

2011年の東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故以降、放射性物質による汚染の問題は山積している。一方、微生物群を専門とする琉球大学名誉教授比嘉照夫氏や微生物的環境技術研究所主幹の平井孝志氏ら研究者たちが、地球の環境問題、食糧問題、健康問題の解決策として微生物の蘇生能力を研究しており、その未知なる可能性について語る。

ネット文明が極度に発達した世界。巨大な階層都市は増殖し続け、人類は防衛システム“セーフガード”に駆除・抹殺される存在になっていた。“電基漁師”の村人たちを救うべく、食糧を求めて旅に出た少女・づるだったが監視塔に見つかり、仲間を殺されてしまう。逃げる手段を失い追い込まれたづるの前に現れたのは、探索者の霧亥だった。

夜間定時制高校に赴任した日野光成(田森就太)は、外国人や高齢者、心を閉ざした生徒など、さまざまな背景を持つ生徒たちと出会う。彼は面談で女子生徒を傷つけ、不登校にさせてしまったことから、「コミュニティボール」という授業を始める。それは教師と生徒全員が円になって座り、誰かの発言中は話したり、反論したりしてはいけないというルールのもと、一つの問いをみんなで考えるものだった。

新作の執筆に取り掛かろうとしていた、小説家のハルヒコ(柴田貴哉)。アイデアを探す彼に、従姉のヨウコ(田中夢)は3年前のある夜の出来事を語り出す。それは、彼女の夫アキラ(奥田洋平)の営むバーに現れた二人の親友であり彼女と愛人関係にあるジロウ(古屋隆太)との情事を、アキラに目撃されていたというものだった。3人をモデルに小説を書き進めるハルヒコだが、次第に謎めいたヨウコに強く惹(ひ)かれる。

ライン川を挟んだ両岸に広がるドイツの古都ケルン。過去と現在が混在するようなこの町で暮らす7人の男女、レニー、セーアン、ステラ、ソフィア、ニック、ピア、マリア。サラリーマンからコールガールまで、年齢も職業も違う他人同士の彼らは、ある者は純粋な愛の喜びに震え、ある者は異常な欲望に溺れ、ある者は愛を金で買おうとする。大都会の夜を漂う彼らは、出会い、交わり、別れ、そしてまた出会いを繰り返していく。