映画一覧

明治時代の長崎。アメリカ人の海軍士官ピンカートン(ジョシュア・ゲレーロ)は日本に滞在する間、現地妻として武家出身の芸者・蝶々さん(マリア・アグレスタ)と結婚する。この結婚が真の愛情によるものと信じる彼女は、キリスト教に改宗したことで親族から絶縁されてしまう。つかの間の結婚生活を経て、ピンカートンはアメリカへ帰国し、夫の帰りを待ちわびる蝶々さんは息子を出産する。しかしその後、3年ぶりに長崎に戻ってきた彼の傍らには、アメリカ人の妻ケート(ガブリエーデ・クプシーテ)がいた。

架空の国の将軍ラダメス(フランチェスコ・メーリ)は、奴隷のアイーダ(エレナ・スティヒナ)と愛し合っていた。戦いに勝利したラダメスは、捕虜を連れ帰るが、その中にはアイーダの父親である敵国の王・アモナスロ(リュドヴィク・テジエ)がいた。

19世紀、パリ。貧しいけれど夢にあふれた四人の若き芸術家たちは屋根裏部屋で共同生活をしている。クリスマス・イ ヴを祝うため皆はカルチェ・ラタンにくりだすことにするが、詩人のロドルフォは仕事を終えるため独り部屋に残る。そこにお針子ミミが、 消えてしまったロウソクの火を借りにきて、二人は恋に落ちる。画家のマルチェッロもカフェ・モミュスで再会したかつての恋人ムゼッタとよりを戻す。だが幸せな時は続かなかった。貧しさゆえに病気が悪化するミミを心配するロドルフォに、ミミは別れを告げる決心をするが…。

バレエ「不思議の国のアリス」などで知られるクリストファー・ウィールドンがフランツ・シューベルトの弦楽四重奏曲に振り付けをし、4人の男性ダンサーが共演する(『FOR FOUR』)。デザイナーのロクサンダ・イリンチックによる衣装をまとった4人の女性プリンシパルが舞うヴァレンティノ・ズケッティ振り付け作(『プリマ』)。ジョージ・バランシンが宝石店のショーウィンドーに着想を得て創作した一作(『ジュエルズ』より『ダイヤモンド』)。

ある一家の末娘ティタ(フランチェスカ・ヘイワード)は、「末娘は母親が死ぬまで面倒を見る」というしきたりにより結婚を禁じられていた。彼女の母ママ・エレナ(ラウラ・モレーラ)は愛し合うティタとペドロ(マルセリーノ・サンベ)の結婚を許さず、彼にティタの姉ロザウラ(マヤラ・マグリ)との結婚を勧める。ティタは悲しみをこらえ二人のためにウエディングケーキを作ったところ、そのケーキを食べた者たちに異変が起きる。1年後、彼女はペドロから贈られたバラの花びらでソースを作る。

スペインのセビリア。アルマヴィーヴァ伯爵(ローレンス・ブラウンリー)はマドリードで見かけた美女ロジーナ(アイグル・アクメチーナ)に心を奪われ、彼女を追って同地を訪れる。しかし、ロジーナは後見人のバルトロ(ファビオ・カピタヌッチ)によって軟禁状態にあり、話すことさえかなわない。伯爵は現地で偶然出会った旧知の理髪師フィガロ(アンドレイ・フィロンチク)の助言を受け、兵士に変装して彼女の家に忍び込もうとする。一方、バルトロもロジーナの財産目当てに彼女と結婚しようとたくらんでいた。

おとぎ話の時代の中国・北京。皇帝の美しい娘・トゥーランドット(アンナ・ピロッツィ)は求婚する者に三つの難題を出し、答えられない者の首をはねていた。一方、敵に追われ流浪していたタタールの王子カラフ(ヨンフン・リー)は中国にたどり着き、トゥーランドットの残酷な行いを知って憤るが、彼女を見た瞬間に魅了され、求婚しようと決める。

(準備中)

車椅子の超能力者無情（リウ・イーフェイ）、鍛冶屋の鉄手（コリン・チョウ）、脚力自慢の追命（ロナルド・チェン）、剣の使い手の冷血（ダン・チャオ）らは、皇帝直々の特務機関である神候府の秘密捜査官だった。彼らは四大名捕として活躍していたが、ある理由により無情が抜けてしまう。そんな折、皇帝（アレック・スー）はひそかに城下を訪れる。