第二次世界大戦の最中、ドイツ軍が世界に誇った暗号気「エニグマ」の解読に成功した、実在する数学者の物語です。
Amazonプライムで吹き替え版にて鑑賞しました。「エニグマ」という暗号気の存在は何となく知ってはいたのですが、それに纏わるストーリーなどは殆ど知らない状態で鑑賞しました。
1930年代の戦争中のお話ですが、残酷な銃撃戦のシーンなどは殆どなく、ドイツ軍とイギリス軍の、表には出ることのない、「頭脳戦」が描かれた作品だと思います。
頭脳戦ではありますが、綿密に、出来るだけわかりやすく組まれたストーリーと、現代に通ずる男女の働き方の違いや極意のようなもの、仕事に対する情熱がいかに人間を動かすか、そういった熱いものを感じました。エニグマや歴史の流れを知らなくても、すっとストーリーに入り込めると思います。
チームで動くということはどういう事か、男社会で女が生き抜くにはどうすれば良いのか。そういった事をこの作品から教えてもらった気がします。