なぜ感度も観たくなる映画の一つで、最後のシーンが印象的ですね。
夢の中に入り込み相手の潜在意識に気付かれないように自分のアイディアを植え付けるインセプション。
もともと主人公のドム(レオナルド・デカプリオ)は相手の夢の中に入り、機密情報を盗むことが出来るスペシャリストだったが、ある人物の依頼で今までにしてきたことの真逆のことをすることになる。
ストーリーとして面白いのはもちろんですが、映像の制作方法も面白いんです。例えば映画始まってすぐに豪華な屋敷の中で大量の放水がされるシーンがあるんですが、CGを使わずに実際に大量の水を放出して映像を撮っているんです。
映画中盤ではホテルの中が無重力状態になって、その中での格闘シーンがあるのですが、これもホテルのセットそのものを巨大なドラム式洗濯機みたいな機械の中に作り、その中で映像を撮っていたのは驚き。
日本では考えられないような大規模な撮影方法と思い切った判断だなと思いました。
現在公開中の映画「TENET」の監督、クリストファー・ノーラン。
こちらもしっかりチェックしようと思います。