複雑な事情をそれぞれに抱える恋模様が、本当に素晴らしい映画です。
主人公がアジア系(中国人です)の冴えない女の子なので、私は自分の若い頃に重ね合わせて、すごく共感して見てしまいました。
メガネをかけているのが、アジア人のステレオタイプのようで、ちょっと気になりましたが、この映画の最優秀主演女優賞は、間違いなく彼女に決まりです。
タイトルのとおり、そう、まさに、この映画のラストの後にこそ、面白い事が起こりそうですね。
でも、個人的には、続編は作らないで、見た人、感動した人の、心の中に、その後は留めて置きたいような気持ちです。
若い頃、愛って何だろう?人を好きになる気持ちについて、悩んだ事は、誰にでもあるはずです。
自分の置かれている状況や、コンプレックス。男と女、女と女、恋愛と友情。
そう言った色んな、青春時代ならではの思いが交差します。素敵に見える人や、共感し合ったり、友情がいつしか…。
そんな、高校生たちの青春映画をとてもテンポ良く描いていて、感動しながらも、笑えて楽しい映画でした。