まず、この映画は設定がややこしかったです。
1回観ただけでは到底理解しきれなかったし、
観終わった後でも、モヤモヤが残りwebで調べたほどです。
夢の中に入るという現実では味わうことができない設定が
すごく惹かれました。
夢のさらにその先の夢、と自分が今どの段階のシーンを観ているのか
考えて整理しながら見ると一層面白く感じます。
また、アクションシーンも見応えがあり終始目を離すことが
できませんでした。
また、この作品はCGを極力使わないリアリティを追求した映像で
楽しませてくれます。
夢の中では、潜在意識と顕在意識という概念のもと、会社を潰すというミッションに対して潜在意識を操作するというアプローチが深みがあって面白かったです。
しかも設計士やトーテムといった細かい設定にも力を入れていたとこが
非常にワクワクしました。
最後のシーンはそうきたか!という感じでした。
ハッピーエンドで終わらせてもいいのに、意味深に簡単に終わらせないところが
この作品の良さかなと。
主演は大好きなレオナルド・ディカプリオ。
ケンワタナベとの共演が本当に印象的で面白かったです。